長坂蛾庭

2017年6月8日

セモンジンガサハムシの卵寄生蜂 タマゴコバチ科 ?Trichogramma sp.

カテゴリー: 1.自然観察, コウチュウ目, ハチ目, — Hepota2 @ 00:10

2週間ほど前、桜の葉をめくったところセモンジンガサハムシの卵に寄生蜂が止まっているのを発見しました。撮影するためカメラに持ち替えたのですが、逃げられてしまいました。

その時の写真です。

その後気になったので持ち帰っておいたところ、ハチが出ているを見つけて調べていたのですが、脱出痕はなく、別のハチが混じっていたようです。調べるときに卵の殻を破ってしまいました。すると中に、ハチの蛹っぽいものがいっぱい。

そして2日ほど前に寄生蜂が出ているのを発見しました。小さい上に動き回っていたのでピントを合わせられませんでしたが、生きている写真はこれしかないので載せておきます。

冷凍ジメして撮影してみました。

少し調べてみましたが、まったく手がかりがなく、よくわかりませんでした。

タマゴクロバチでしょうか?
情報お待ちしています。

2017年6月9日追記

ツイッターでkenさんから、後脚の附節が3節なのはタマゴコバチ科という情報をいただき調べていたところ、高木氏のタマゴコバチ科の検索表を見つけたので、チャレンジしてみました。コナジラミよりかなり簡単な手順でスライド標本を作りました。ちょっとKOHに漬けすぎたかもしれません。マウントをもっと丁寧に行うべきでした。オスの触角がよくわからない状態になってしまいました。

1枚目がメス、2枚目がオスです。

メスの触角のアップです。およびメスの前翅のアップです。棍棒状節は1節、繋節は2節です。環状節の英語は北隆館の大図鑑では”ring joint”となってましたが、検索してもみつからず、”anellus”になっていたのそのようにしました。

Rs1はインドのサイトを参考にしました。

高木氏の寄生蜂の見分け方に従って調べます。

タマゴコバチ(属までの検索)
体は扁平ではない
前翅は基部から広がる
触角は梗節、柄節を除いて3節以上
 ※4節以上の間違いと判断しました。
 ※環状節を含んで4節と考えました。
触角の棍棒状部は5節以下
前縁脈は翅の前縁に達する
前翅の表面にはまばらに刺毛があり、列をなす
触角の棍棒状部は1節
繋節は明瞭に分かれている
前縁脈はスム−スに枝脈に移行する 明らかな翅毛列がある
前翅には翅毛列Rs1がある

ということでTrichogramma属に落ちましたが…

九大の目録検索で調べると、日本では6種ほど記録がありました。
ズイムシアカタマゴバチ T. japonicum Ashmead, 1904
アゲハタマゴバチ T. papilionis Nagarkatti, 1974 (*)
ヨトウタマゴバチ T. evanescens Westwood, 1833 (*)
ズイムシキイロタマゴバチ T. chilonis Ishii, 1941
キイロタマゴバチ T. dendrolimi Matsumura, 1926 (*)
メアカタマゴバチ T. australicum Girault, 1912
(*)の学名はNHMのサイトに合わせました。

主に鱗翅目の卵に寄生するようですが、NHMのコバチデーターベースで調べると、カメノコハムシ属でも記録があるようです。

画像検索すると似たようなのが見つかりますし、おそらくTrichogrammaということにしておこうと思います。

疲れた。

2017年6月4日

クロトサカシバンムシ

カテゴリー: 1.自然観察, コウチュウ目, — Hepota2 @ 23:11

先日、近所の神社で撮影しました。

ヒメヤシャブシの葉裏にいた甲虫です。

ゾウムシかと思ったのですがツイッターでトサカシバンムシの仲間ではと教えてもらい調べたところ、クロトサカシバンムシで良さそうに思いました。所有している北隆館の大図鑑には載っていないのですがネット上の写真とかを参考にして判断しました。保育社の甲虫図鑑には載っているようです。

前胸背板が盛り上がっているので、「トサカ」の名前がつけられたんでしょうね。

後日、桜の葉裏でも見かけました。幼虫は朽木を食うらしいのですが、成虫は何を食べるんでしょうね。

2014年11月29日

ハネカクシの仲間

カテゴリー: 1.自然観察, コウチュウ目, — Hepota2 @ 00:08

普通だと甲虫は無視するんですが、最近どこかのブログで珍しい種類のハネカクシがいるというのを見た記憶があって何となく採ってきてしまいました。
体長1.3mmぐらいです。動き回るのでうまく撮れませんでした。

おちゃたてむしさんの、ヒメハダニカブリケシハネカクシと似てますがちょっと違うかな?

2014年2月2日

マダラチビコメツキ(madarachibikometuki)

カテゴリー: 1.自然観察, コウチュウ目, 畑の虫, — Hepota2 @ 17:23

今日はずいぶん暖かかったです。
こちらでも11°Cまで気温が上がったようです。

私は畑を少し観察してきました。

去年、畑の中に小さな土の山(高さ60cmぐらい)を作りました。

土の塊が沢山ありました。

この土のかたまりを裏返すと、まるい小さな土の粒が集まっており、沢山の通路があります。いろんな虫たちの巣になっているようです。

写真の虫が沢山いました。

マダラチビコメツキのようです。
体長4.2mm。
変異に富み、茶色いのから真っ黒いものまでいるそうです。
イネ科、マメ科植物を食べるそうです。

2013年8月10日

暑いですね

カテゴリー: 1.自然観察, コウチュウ目, 大深沢川遊歩道, — Hepota2 @ 23:17

大深沢川遊歩道を歩いてきました。
暑かったです。
今日はこちらも35℃まで気温が上がったようです。
まぁ明け方になると22℃くらいまで温度が下がるようなので、だいぶ過ごしやすいですが。

気になっていたコナジラミがいくつか出てました。
これから標本を作ります。

ボタンヅルの花が咲いており、いいにおいがしていました。
カメノコハムシの幼虫がいました。
ボタンヅルにいたので、コガタカメノコハムシだと思います。

2013年7月7日

ハラグロカミキリモドキ?

カテゴリー: 1.自然観察, コウチュウ目, 八ヶ岳薬用植物園, — Hepota2 @ 21:10

八ヶ岳薬用植物園に栗林があって、ちょうど栗の花が咲いており、いろいろな虫が来ていました。

へんな触角をしたカミキリムシのような甲虫がいたので撮影してみました。

こちらのハラグロカミキリモドキに似ているようですが、どうでしょう?

裏を撮っておくべきだったか…

2013年6月23日

森の観察めぐり—2013 第1回(甲虫編)

カテゴリー: 1.自然観察, コウチュウ目, 八ヶ岳自然観察の会, — Hepota2 @ 01:49

続いて甲虫編です。


ハムシの一種。


リンゴコフキゾウムシ?


ウンモンテントウ


ルイスクビナガハムシ


ドイカミキリ?


ホソアナアキゾウムシだと思います。トレードマークのダニをくっつけてませんね。

2013年6月12日

畑の虫

ぜんぜん雨が降りませんね。
いろいろ蒔いたのに、芽が出てきません…
このまえアップした小松菜は、いちおう大きくなったので収穫してます。
虫だらけですが、気にせず食べてます。慣れですね。

畑の虫の写真を撮ったので、何枚か貼っておきます。


小松菜にいたヒメナガメです。アブラナ科につきます。ナガメよりも模様が複雑です。


こっちはナガメの幼虫かもしれません。


アブラムシのマミーです。アブラムシが蜂に寄生されたモノです。


小松菜にいたアブラムシです。ダイコンアブラムシでしょうか?


キスジノミハムシです。体長2mmほどの小さな虫です。アブラナ科の葉っぱに小さい穴をあけます。大量にわくと葉っぱが穴だらけになってしまいます。幼虫は根っこを食うらしく、大根に被害を与えるようです。


ナトビハムシでしょうか。体長は3mmほど。小松菜にいました。キスジノミハムシよりは少ないようです。


モンシロチョウの幼虫です。スジグロシロチョウの幼虫とは、淡黄色の背線があることで区別できるようです。

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