最近撮影しました。
アブラムシについていたダニです。


■ ナミケダニ科の幼虫
以前に見たものとは違っていたので少し調べてみましたところ、かなり似た図を見つけました。
Allothrombium 属の幼体みたいです。
BioPotal
このダニの幼虫はアブラムシにつくそうです。フランス語ですが
INRA
「日本産土壌動物」を見てみると、ナミケダニ科で幼虫がアブラムシにつくと書かれた属が一つだけあって、上と同じ Allothrombium 属です。そして日本から記録があるのはドクロケダニ Allothrombium angulatus 一種だけだということです。
かなり怪しい判断ですが、名前を出しておきました。
2017年6月24日:訂正
以下のサイトを見ると複数の属の幼虫がアブラムシ専門につくようなので、科までにしておきました。
InfluentialPoints
先日の有度山で採ってきた葉っぱを実体顕微鏡で見ていたときに見つけました。
大きな耳を持ったダニです。大きさは0.6mmぐらい。


検索していたら、Aclerisさんのブログで似たようなのを発見しました。フリソデダニの仲間のようです。
特にネタがないので昔撮影した写真を載せておきます。初公開だと思いますが…

■2007年5月21日、高尾
アブラムシはキスゲフクレアブラムシでしょうか。産まれた子供にダニがいっぱい付いてます。アブラムシはどんどん増えるでしょうから、こうやって乗り移っていけば宿主に困ることはないという、うまい方法だと思いますが、こんな子供に沢山乗っかって大丈夫なんでしょうかねぇ。
検索していたらBABAさんのブログで、アブラムシに付くアリマキタカラダニが紹介されていました。同じ種類でしょうか。
—追記—
少し調べていると、タカラダニの仲間は幼体の間だけ寄生生活をするようなので、ダニはここで増えているのではないようです。アブラムシのコロニーが大きくならないと、ダニの方も成長できないでしょうから、とりあえず吸汁をガマンし分散して様子を見ている状況なのかも知れません。
谷戸城を少しだけ回ってきました。
ハダニが沢山わいたサクラの木に、テントウムシの幼虫っぽい虫がいました。


ハダニとテントウムシで検索すると、キアシクロヒメテントウというのが見つかりましたが、ネット上の写真とはちょっと違うような気がします。



何か食べていましたが、ハダニの卵でしょうか?

蛹のようです。
ー2012年9月1日ー
成虫が羽化しました。
昨日、武蔵野公園で撮影しました。エゴノキの葉裏にいた幼虫です。何目なのかまったくわかりませんでしたが、今日図書館でダニの図鑑を眺めていたら、ダニの天敵として似たようなのが載っていました。ハネカクシ科の一種でハダニカブリケシハネカクシです。ただ背中の黒い紋が図鑑の写真よりも黒くてくっきりしているので別種かもしれません。とりあえず『Oligota属?』としておきます。ハダニカブリケシハネカクシは幼虫、成虫ともハダニを大量に食べるらしいです。
大きさは1.4mmぐらいです。食べられているのは小さくてよくわかりませんがハダニでしょうか?


■ハネカクシ科の一種の幼虫 Oligota属?
今日、近所の公園を回ってきました。ウメらしき木の葉裏でアザミウマがダニらしきものを捕食していました。葉っぱを歩き回っているアザミウマをたまに見かけるのですが、草食性だと動き回る必要も無いので、そういうのは肉食なのかもしれませんね。

ダニ?を捕食するアザミウマの一種, 2011年6月9日, 東京都府中市, 体長約1.7mm(お尻の突起含む), E-410 + 14-54リバース
ダニっぽいですね。

—2013年9月7日—
SOさまよりご教示いただきまして、本種はHaplothrips属の一種だということです。
今日武蔵野公園に行ってきました。
アラカシ(?)の葉裏に、アヤシイものがありました。左下のオレンジ色の方です。右上にあるのはチャタテムシ類の卵のような気がします。

分解したらダニがいました…。ダニって繭を作るんでしたっけ?

投稿した後、写真追加しました。今年の4月20日に撮影したもので、大きさは違いますが似たような感じです。今日撮影した方は脚を含めて約1.3mm、下は約0.5mmです。やはり脱皮のたびに巣を作っているのかもしれませんね。

—2011年6月2日—
今日見たら動き回っていました。巣をよく見ると脱皮殻らしきものがありましたので、写真を追加しておきます。昨日の状態は非常に奇麗だったので脱皮した後かと思ったのですが、脱皮前だったようです。

しばらく忘れていたのですが、成虫が多数発生しているという情報をいただいたので、今日見てきました。なおサカキコナジラミモドキの可能性もありそうで、種名は?をつけてあります。
こちらでも成虫が沢山出てました。粉が多く、色がやや濃い感じです。体長は翅端まで、約1.9mmです。小さい粒は卵だと思います。




下は、別の木にいたものですが、あまり粉っぽくありません。だんだん取れていくのか、別種なのか…。幼虫らしきものも観察できました。1齢でしょうか?赤い目のようなものが2対あります。卵の大きさは約0.22mm、幼虫の大きさは約0.32mmです。

下はダニが卵を捕食しているのだと思いましたが、他の可能性も考えられるかもしれません。
2011年5月20日: ダニはハモリダニの一種のようです。


下は、ヒラタアブの幼虫が孵化しようとしているところだと思います。面白いものが見れるかと思ったのですが、いくら待っても出てこないので、失敗したのかもしれません。

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その1