長坂蛾庭

2020年7月19日

ニッポンオマルアブラムシ? Amphicercidus ?japonica (Hori, 1927)

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 22:00

新型コロナの影響であまり遠くへは出かけていませんでしたが、3ヶ月ぶりくらいに野辺山方面に行ってきました。

キンギンボクと思われる木の若い枝に、綿にまみれたアブラムシがいるのを見つけました。

ストロボの調子が悪かったので、採集してきて自宅で撮影しましたが、ワックスにまみれていてよくわかりませんね。

無翅の成虫を2個体ほどプレパラート標本にしてみました。コナジラミと同じような方法で処理しましたが、氷酢酸で脱水後、クローブオイルに漬けると腹部が少し萎縮しました。浸透圧的なものでしょうか。腹部に針で穴をあけるなどしたほうがいいのかもしれません。

ツイッターに投稿したところだいすけさんから、ニッポンオマルアブラムシの可能性あるとのご意見をいただきました。サンプルを送付予定なので、詳細が判明したら追記したいと思います。

カバウスブチアブラムシ Mesocallis pteleae Matsumura, 1919

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 20:00

※ この記事の登録日は発見日の7月19日にしましたが、書いたのは8月19日です。

野辺山方面でみつけました。ツノハシバミにいたアブラムシです。


■ カバウスブチアブラムシ Mesocallis pteleae Matsumura, 1919

専門家のだいすけさん( @enyumorihiro )にサンプルを送って同定していただきました。

サンプルを提供いただき、カバウスブチアブラムシMesocallis pteleae Matsumura, 1919と同定しました。先の種と異なり、触角第3節や頭部の先端が黒色である等の点が異なります。日本、韓国、中国のクマシデ属、ハシバミ属、カバノキ属、ハンノキ属などから記録されているようです。

詳しい情報は以下の文献で見ることができました。
Higuchi, H. (1972) A TAXONOMIC STUDY OF THE SUBFAMILY CALLIPTERINAE IN JAPAN (HOMOPTERA : APHIDIDAE). Insecta matsumurana, 35(2), 23-24.

前翅の黒い筋については”anal vein bordered with brown” と書かれていました。でanal veinについて検索したのですが、こちらによれば anal vein はアブラムシには存在しないけどCu2がしばしばanal veinと呼ばれるそうです。

サワシバブチアブラムシ Mesocallis sawashibae (Matsumura, 1917)

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 19:00

※ この記事の登録日は発見日の7月19日としてありますが、書いたのは2020年8月19日です。

野辺山方面に行ってきました。

ハシバミで見つけたアブラムシです。かなり小さくて肉眼では有翅虫かどうかよくわかりませんでした。


■ サワシバブチアブラムシ Mesocallis sawashibae (Matsumura, 1917)

専門家のだいすけさん( @enyumorihiro )にサンプルを送って同定していただきました。

サンプルを提供いただき、サワシバブチアブラムシMesocallis sawashibae (Matsumura, 1917)と同定しました。体色は全体に黄色ですが、触角の節のつなぎ目のみが黒色です。これまで日本、韓国、中国、東シベリアのサワシバおよびクマシデから記録されているようです。

詳しい情報は以下の文献で見ることができました。
Higuchi, H. (1972) A TAXONOMIC STUDY OF THE SUBFAMILY CALLIPTERINAE IN JAPAN (HOMOPTERA : APHIDIDAE). Insecta matsumurana, 35(2), 24-26.

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