長坂蛾庭

2014年2月25日

双眼鏡 兼 拡大鏡

カテゴリー: 2.道具, 道具 その他 — Hepota2 @ 21:20

会社の方はまだ雪かきが続いてます。そろそろ終わるかな。

少し前に、単眼鏡に凸レンズをつけて高倍率ルーペを作る方法を書きましたが、今回はその双眼鏡バージョンです。

自然観察会用に双眼鏡が欲しかったのですが、KENKOのオンラインショップで、ジャンク品が安く売っていたので購入してみました。通常5,000円ぐらいしているものが800円です。そのかわり無保証で壊れていても交換してもらえません。
http://ec1.kenko-web.jp/item/9595.html
※このモデルは白しか残ってなかったのでこの色にしましたが、対物レンズ前の白い部分からけっこう酷いフレアが発生します。黒く塗った方が良いです。

同じくKENKOのオンラインショップで、凸レンズを700円で購入しました。直径22mm、焦点距離80mmの接合レンズです。色消しレンズとかアクロマートという呼び方が普通だと思うのですが、あるいは性能が悪いのでしょうか。
http://ec1.kenko-web.jp/item/1268.html

これを工作して双眼鏡の前に取り付けられるようにします。双眼鏡としても使用できるように凸レンズは簡単に取り外せるようにしておきます。注意すべき点として、アクロマートレンズは設計上方向があって、今回使用したレンズでは平らな方を前にして取り付けます。

これで、10倍の双眼鏡と、30倍の拡大鏡になります。
作動距離が80mmほどあって、長過ぎて手持ちではブレを押さえるのが難しいです。
L字の棒を取り付けて、ピントは金具を移動しておおまかに合わせ、双眼鏡のピントリングで細かく合わせると良いと思います。

性能はあんまり良くない気がしますが、ぬるい自然観察会用としてはちょうど良いかな。

商品化して売り出せば、そこそこ売れそうな気もするんですが、どうでしょう。 > KENKOさん

クローズアップレンズとしても使えて、単レンズよりはずっと性能が良いと思います。それについては気が向いたら調べて記事にしたいと思います。

—追記—
こちらに似たような話が載ってました。

『光学機器大全』吉田正太郎著、誠文堂新光社(2000)の中に面白い記述が載っていました。
「対物レンズが接近しているタイプの小型双眼鏡の前に色消しレンズを置くと、双眼顕微鏡になります」

倍率はあまりあげられないと思いますが、どうなんでしょう。

2件のコメント »

  1. こんばんは。
    以前私も同じ本を読んで試してみたことがあるので、この記事を読んであらためて同じ機材で再現してみました。双眼鏡は10×24で、口径45mm・焦点距離100mmくらいのアクロマートレンズ(粗大ゴミ置き場で拾ってきたトランシットの対物レンズ)をあてがったので倍率は25倍になる勘定です。双眼鏡の対物レンズは左右の光軸が38mmほど離れているので口径の半分くらいがケラレてしまうのですが、それでも意外によく見えます。もう少し小口径で目の寄った双眼鏡にちゃんとした保持具を作れば充分実用になると思いました。大口径・短焦点のアクロマートレンズを入手するのが一番の問題かも知れませんが、記事で紹介されたケンコーのアウトレットにちょうど私の使ったのとほぼ同じ規格のレンズがありますね。

    コメント by おちゃたてむし — 2014年2月27日 @ 21:10

  2. おちゃたてむしさん、こんばんは。

    後ろ側で稼ぐとうまくいきませんかねぇ。レンズが口径60mm、焦点距離317mmのこれと10-30×21のこれでどうでしょうか。倍率8-24倍、3,800円。作動距離が300mmもあると使いにくそうですが…

    だれか人柱になってくれないかな。ツイッターでつぶやいてみますか。

    コメント by Hepota2 — 2014年2月27日 @ 22:25

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