長坂蛾庭

ニホンヒメグモ Parasteatoda japonica 幼体

一昨日撮影したクモです。ツバキの葉裏にいました。体長1mmほどです。黄色い体に黒い脚で同定が簡単という記述を見つけたので、ニホンヒメグモ(ヒメグモ)としておきます。幼体で越冬するようです。

ニホンヒメグモ幼体
Parasteatoda japonica
14-54mmリバース x4.5 F5.6

多くのサイトで学名がAchaearanea属になっていますが、Hajime Yoshida 2008. A revision of the genus Achaearanea (Araneae: Theridiidae)によると2008年にParasteatoda属に移されたようです。


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コメント

“ニホンヒメグモ Parasteatoda japonica 幼体” への2件のフィードバック

  1. フッカーSのアバター
    フッカーS

    こんばんわ。
    Hepotaさんの記事を読んで、クモの権威・谷川氏が作成した2010年版のクモ目録をあわてて見てみましたら、確かにニホンヒメグモの属名はParasteatoda属になっていました。・・・・っていうか、Achaearanea属のほぼ全てがParasteatoda属へ!
    ガーーン。私もAchaearanea属で記載してました。近いうちに、図鑑ブログのクモ類の学名を総チェックし直さねば・・・・・orz
    そういえば、蛾の方も最近、科名や和名の変更があったようですね(例:メスコバネマルハキバガ→メスコバネキバガ科メスコバネキバガ、ネズミエグリヒラタマルハキバガ→エグリキバガ科ネズミエグリキバガ)。
    科や亜科などの分類は、生態や体構造上の研究などで新知見が出れば、変更もやむを得ないとは思いますが・・・・学名や和名は、出来るだけ変更しない方が一般人には有り難いのですがねぇ。名前が変更されると、古い情報が残されたままのネットでは特に面倒なことになります。おかげで、図鑑ブログを作るときも、実は学名を調べるのが一番時間がかかっているのです。
    でもまあ、もう変更されちゃったものは仕方ないですね(笑)。

  2. Hepotaのアバター

    いや、シロウトがどれだけ変えるなといってもムダとは思いますが…。

    変わるのはしかたないとしても、何がどう変わったのか簡単に引けるようになっていないと、ネット上にどんどん負の遺産が増えるような気がします。

    蛾の方も当然変わってるとは思いますが、がいすとさんがリストを更新されていないので、シロウトには手がでません。今度図鑑が出たら見直してみますか。面倒だなぁ。

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