畑のヒマワリの葉裏にコナジラミの成虫がいたので、よく調べてみると、コナジラミの蛹殻がありました。
■オンシツコナジラミ Trialeurodes vaporariorum Westwood 蛹殻
大きさは約0.7×0.5mmです。側面から多数の短いトゲが出ています。写真だとわかりにくいですが、背面に長めのトゲが複数本出てます。これらの特徴からオンシツコナジラミとしておきます。背中のトゲは若齢幼虫では出ないようです。文献[1]にはホストとしてヒマワリもあげられてます。
1970年代に侵入が確認されたようで、全国的に広まったようです。キュウリ黄化ウィルスを媒介するらしく、畑の問題児のようです。
2012年9月18日追記: カボチャの葉裏にもいました。
ー参考文献ー
[1] Whitefly Pupa of the World
[2] ノースカロライナ大学?
[3] 国立環境研究所 侵入生物データベース