長坂蛾庭

?クズ 5回戦

割とうまくできましたが、何をしたか良く覚えてませんorz。
もう少しはっきりしたら、まとめてみたいと思います。

お尻の毛は、青い矢印のところにあります。上の合成した写真では消えてしまってます。

どうでしょう?
クズじゃないように思うのですが。

ー2013年2月20日ー
もう少し調べたので追記しておきます。

本種の脱皮縫合線は、ぐるっと回って繋がっています。これはとても重要な形質なのですが、takahashi1955にある横脱皮縫合線の記述には、「Transverse moulting suture not reaching the margin」とだけ書かれています。つまり普通の形状なのではないでしょうか?
それから、closely related(似た?)種として、Bemisia gossypiperda Misra and Lambaをあげておられますが、これはBemisia tabaci タバココナジラミのシノニムです。タバココナジラミに似ているのでしょう。
もう一つ、イラストにある毛ですが、長い毛が途中まで描かれたものと考えると、Bemisia属によく見られます。お尻の構造も似たようなのがBemisia属に良く見られます。
ということでクズコナジラミは(現在の)Bemisa属のような気がします。

私が見つけたのは、脱皮縫合線の形からAsterobemisia属(もしくはNeobemisia属?)ではないかと思います。

シナノとは周囲の歯形模様が合わないので、別種だと思います。シナノの標本はまだ成功してないのですが、簡単に撮影したものを貼っておきます。

未記載種でしょうか。

はむしさんのクズコナジラミを見てみたいですね。


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コメント

“?クズ 5回戦” への4件のフィードバック

  1. ezo-aphidのアバター
    ezo-aphid

    うーん、わかりません。
    lingulaの形とoperculmの大きさはTakahashi(1955)のクズの図に近いようで、上宮・園部(2006)のシナノ写真のlingulaとは違って見えます。しかし、どれを見てもcaudal furrowが見えないので、これでもシナノなんでしょうかねー。

    お尻の部品が取れるのは困りますねー。脱水して皮膚が硬化してるところに超音波をかけすぎなのかも。水洗のところで、2分程度というのはどうでしょうね。

  2. Hepotaのアバター

    ezo-ahpidさん、こんにちは。
    追記しておきましたが、シナノでもなさそうです。なんでしょうね。

    水洗のところで超音波はまだ試してないのでやってみます。中性洗剤を入れた方が良いかもしれませんね。

  3. ezo-aphidのアバター
    ezo-aphid

    あは、生きてる画像をくらべて見たら、シナノとは明らかに違いますねー。これらを同種と証明する方が難しそう、です。
    しかも、それを見てもシナノのlinguraの形は安定して「平行的」ですね。
    想像ですが、「横脱皮縫合線の形は、シナノとあまり違わない」ので検索表には載せなかったのだろうと思います。
    目立った違いは必ず載せたいものでしょうから。

  4. Hepotaのアバター

    ezo-aphidさん、こんにちは。
    調べていけば、少しずつわかってくる気がします。
    まずは標本写真を集めようと思います。春になったら府中にも出かけてみたいです。

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