2013年第3回森の観察めぐりに参加してきました。
曇ってましたので景色はあまり見えませんでしたが、涼しかったのでかえって良かったかもしれません。
虫はほとんどいませんでした。夏枯れなんでしょうか?
そんな中、以前から見たいと思っていたオオエグリキバガを見ることができました。
以前はオオエグリヒラタマルハキバガと呼ばれていましたが、標準図鑑ではオオエグリキバガになってました。
■オオエグリキバガ Acria emarginella (Donovan, 1806)
赤い矢印のところの毛が長い(スレるとなくなるが)ような気がしましたが、ネズミでもアリかも?
ネズミエグリキバガ(旧ネズミエグリヒラタマルハキバガ)に似ていますが、大きめです。図鑑には書かれていませんが、色やら翅形やら毛の生え方やらいろいろと違っているように思います。
ネット上の情報から標高の高いところにいるような気がします。
標準図鑑によるとホストはミズナラ、カシワ、アカザがあげられています(海外ではいろいろ記録があるみたい)。
参考までに、府中で昔撮影したネズミエグリキバガの写真を載せておきます。北杜市に来てからはまだ見てません。
■ネズミエグリキバガ Acria ceramitis Meyrick, 1908
赤い矢印の位置に隆起鱗片があるようだ。
—参考文献ー
日本産蛾類標準図鑑III 図版:3-32-39~40, 解説: p.253
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