生存報告です。
昨日、山梨県某所にセツブンソウを見に行ってきました。(画像をクリックすると拡大表示されます)
山の木々が葉を落とした時期、太陽の光は地面に差し込みます。その短い期間に花を咲かせ成長するスプリングエフェメラルたち。
日の当たる南斜面に生えれば良いのに、セツブンソウは西日が当たらない北斜面に多く見られるそうです。他の植物と住み分けるこのによって生き残ったのかもしれません。
花を咲かせるので虫媒花でしょうが、ただでさえ虫の少ない時期に日の当たらない場所に来る虫はさらに少なそうです。そのため虫が来なくても種が付けられるように風媒花としても能力も持ったようです。
どんな虫が花粉媒介を行うか興味深いですが、冬の夜に活動する虫とかだと面白いなぁと思いました。いつか調べてみたいですね。
山野草を保護しようと活動されている方は多いと思いますが、それらの山野草と共に生きている生き物も育つ環境を作ることが、植物にとって一番幸せなんじゃないかなぁと思います。
—参考—
奥秩父でセツブンソウとフクジュソウを撮る
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