長坂蛾庭

2018年6月6日

バイカウツギコブアブラムシ

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 12:45

〒模様のアブラムシです。ホストもあっていそうだしバイカウツギコブアブラムシで良さそうです。

ついてた植物ですが、ちょうど花が咲いていました。

有翅虫もいました。

2018年5月3日

クロモジムネアブラムシその後

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 00:55

以前に報告したクロモジムネアブラムシ Thoracaphis linderaeですが、あれからときどき見に行ってたのですが…

4月10日: 少し大きくなってました。

5月1日: ちょっと油断している間に全部大きくなってました。なおこのホストはダンコウバイです。

途中の状態を撮りたかったのですが、しょうがないですね。かなり多いので、また次の機会に。

2018年5月2日

カバハマキヒラタアブラムシ Hamamelistes betulinus

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 01:14

今年の2月下旬、シラカバで妙なものを見つけました。

アブラムシっぽいのですが…
しばらく観察してみることにしました。

3月27日: かなり膨れてきました。

4月3日: 子供が生まれてました。

4月19日: 葉っぱにゴールが出来ています。裏では第一世代が子供を産んでました。

アブラムシ入門図鑑で調べると、カバハマキヒラタアブラムシ Hamamelistes betulinus (de Horváth, 1896) というのが見つかりました。

日本で記録があるHamamelistes属は3種です。文献[2]によると、H. miyabei マンサクイガフシアブラムシ の二次寄主は Betula maximowicziana ウダイカンバでありゴールの形も違うようです。もう一種の H. kagamii マンサクイボフシアブラムシの二次寄主は Betula grossa ミズメということなので、Betula platyphylla シラカバにつくのはカバハマキヒラタアブラムシとしておいて大丈夫そうです。

アブラムシ入門図鑑によると本種の生活環はかなり特殊なようです。

本種の生活環は特殊で2年で完了する。1年目は一次寄主のマンサクで幹母がサンゴ状の虫こぶをつくり、初夏から秋までをその中で過ごす。第二世代はすべて有翅型で二次寄主のシラカンバへ移住する。一年目の冬はシラカンバの枝上で、コナジラミ型の固着性幼虫が越冬する。2年目の春にその固着性幼虫から継承された世代がシラカンバの葉にコブを作る。晩秋には有翅胎生雌がマンサクに戻り有性世代を生む。これらが交尾後、2年目の冬を卵で越冬する。また二次寄主間を移動する有翅虫もいて、その場合はコナジラミ型の固着性幼虫で越冬しマンサクには依存しない。

― 参考文献 ―
[1] 松本嘉幸 (2008) 「アブラムシ入門図鑑」 全国農村教育協会
[2] Aoki, von Dohlen & Kurosu. (2001) Revision of the Japanese Species of the Aphid Genus Hamamelistes (Hemiptera, Aphididae, Hormaphidinae) Based on the Mitochondrial DNA Sequence Data. Entomological Science. 4(1):59-67. PDF
[3] Aphid species file
[4] Influential Points
[5] 宮崎昌久他 (2016) 日本昆虫目録 第4巻 準新翅類 pp. 99-100

2018年4月19日

カバワタフキアブラムシ Euceraphis betulae (Koch, 1855) と不明種

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 23:50

2018-05-05修正: 少なくとも2種混じっていたようです。後ろに追加した情報をご覧ください。

今年の2月終わりにシラカバの梢にアブラムシの卵らしきものを発見し、継続して観察してきました。今日見に行くと♀成虫が出現しており、およそ種名がはっきりしたのでまとめておきます。

2月の終わりに見つけた卵です。枝先にたくさんついていました。

3月27日: 幼虫がたくさん出現していました。

4月3日: 少し大きくなりました。

4月11日: おそらく終齢です。

4月19日: 成虫が出て、第2世代が生まれていました。

アブラムシ入門図鑑で見るとカバワタフキマダラアブラムシ Euceraphis punctipennis のようですが、同属にカバワタフキアブラムシ E. betulae というのがいて識別が難しそうです。いろいろ調べて幹母の場合は腹部の黒帯の有無で区別できるように書いてあるサイトをみつけました。
Influential Points

幹母の場合は黒帯がある方がカバワタフキアブラムシということです。今回見つけたのは黒帯があるのでカバワタフキアブラムシとしておこうと思います。

混じっている可能性もあるので、次回確認してきます。

2018-05-05追記

5月4日に見に行ったとき、枝に別種と思われるものを見つけました。

幼虫を見直してみましたが、少なくとも2種類混じっているように思います。茶色っぽくて腹部背面の毛の根元が黒っぽいのがおそらくこちらの幼虫ではないかと。

種名は調べてみましたが、わかりませんでした。

2018年3月27日

スダジイのムネアブラムシ族

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 20:49

かなり以前に見つけたスダジイのムネアブラムシ族ですが、先日見に行ったら産仔していたので撮ってみました。2枚目は1齢幼虫が歩いているところです。

関連記事です。
ムネアブラムシ族の一種
ムネアブラムシ族の一種 リベンジ

2018年1月24日

カバワタフキマダラアブラムシ?

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 23:13

去年の10月に撮影しました。

シラカバにいたアブラムシですが、カバワタフキアブラムシかもしれません。

2018年1月23日

アブラムシのマミーに産卵していた寄生蜂

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, ハチ目, — Hepota2 @ 23:03

先日アオキコブアブラムシを見に行ったのですが、幼虫が少しと、マミーが割合多く見つかりました。


■アオキコブアブラムシ(たぶん)の幼虫とマミー

かなりしつこく観察していたところ、マミーに産卵しているハチを発見しました。

マミーに産卵していたということは2次寄生か高次の寄生蜂なのでしょう。
暖かかったせいなのかもしれませんが、真冬にこんな光景が見られるとは思いませんでした。

どうも寒くて家にこもりがちですが、もう少し出歩くようにしたいですね。

2018年1月21日

クロモジムネアブラムシ Thoracaphis linderae

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 23:00

続きはこちらクロモジムネアブラムシその後

以前から気になっていたアブラチャンの幹につくムネアブラムシを高倍率で撮影してきました。この場所の周辺にはアブラチャンが多く、このアブラムシも多数確認することができました。


■クロモジムネアブラムシ Thoracaphis linderae Shinji, 1926

ダンコウバイにもついていましたが若干大きいかも?

クスノキ科につくムネアブラムシは少ないようですが、難しいかな。

少し調べて、たぶんわかったので追記しておきます。

Aphids on the World’s Plantsでホストから検索して、Thoracaphis linderaeか、Schizoneuraphis himalayensisに落ちました。日本で記録があるのは T. linderaeで、おそらくこちらだろうと思います。

2018年1月26日追記: 青木重幸さまより「Thoracaphis linderaeで間違いないでしょう」とのコメントをいただきました。

調べ方を簡単に書いておきます。

Aphids on the World’s PlantsからHOST LISTS AND KEYSをクリック。アブラチャンの属名はLinderaなのでLin-Lytをクリック。あとは検索表を引きますが、コナジラミっぽい形から2へ、頭胸部の刺毛が長いので3へ。ということでわりと簡単に落ちました。

―参考文献―

● 進士 織平 (1926) マルアルマキの一新種. 動物学雑誌. 38(457) PDF

● TAKAHASHI, Ryoichi (1958) Thoracaphis and some related new genera of Japan (Aphididae, Homoptera). INSECTA MATSUMURANA. 22(1-2), 7-14 PDF

古い投稿 »

Powered by WordPress