長坂蛾庭

2018年4月19日

カバワタフキアブラムシ Euceraphis betulae (Koch, 1855)

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 23:50

今年の2月終わりにシラカバの梢にアブラムシの卵らしきものを発見し、継続して観察してきました。今日見に行くと♀成虫が出現しており、およそ種名がはっきりしたのでまとめておきます。

2月の終わりに見つけた卵です。枝先にたくさんついていました。

3月27日: 幼虫がたくさん出現していました。

4月3日: 少し大きくなりました。

4月11日: おそらく終齢です。

4月19日: 成虫が出て、第2世代が生まれていました。

アブラムシ入門図鑑で見るとカバワタフキマダラアブラムシ Euceraphis punctipennis のようですが、同属にカバワタフキアブラムシ E. betulae というのがいて識別が難しそうです。いろいろ調べて幹母の場合は腹部の黒帯の有無で区別できるように書いてあるサイトをみつけました。
Influential Points

幹母の場合は黒帯がある方がカバワタフキアブラムシということです。今回見つけたのは黒帯があるのでカバワタフキアブラムシとしておこうと思います。

混じっている可能性もあるので、次回確認してきます。

2018年3月27日

スダジイのムネアブラムシ族

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 20:49

かなり以前に見つけたスダジイのムネアブラムシ族ですが、先日見に行ったら産仔していたので撮ってみました。2枚目は1齢幼虫が歩いているところです。

関連記事です。
ムネアブラムシ族の一種
ムネアブラムシ族の一種 リベンジ

2018年1月24日

カバワタフキマダラアブラムシ?

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 23:13

去年の10月に撮影しました。

シラカバにいたアブラムシですが、カバワタフキアブラムシかもしれません。

2018年1月23日

アブラムシのマミーに産卵していた寄生蜂

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, ハチ目, — Hepota2 @ 23:03

先日アオキコブアブラムシを見に行ったのですが、幼虫が少しと、マミーが割合多く見つかりました。


■アオキコブアブラムシ(たぶん)の幼虫とマミー

かなりしつこく観察していたところ、マミーに産卵しているハチを発見しました。

マミーに産卵していたということは2次寄生か高次の寄生蜂なのでしょう。
暖かかったせいなのかもしれませんが、真冬にこんな光景が見られるとは思いませんでした。

どうも寒くて家にこもりがちですが、もう少し出歩くようにしたいですね。

2018年1月21日

クロモジムネアブラムシ Thoracaphis linderae

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 23:00

以前から気になっていたアブラチャンの幹につくムネアブラムシを高倍率で撮影してきました。この場所の周辺にはアブラチャンが多く、このアブラムシも多数確認することができました。


■クロモジムネアブラムシ Thoracaphis linderae Shinji, 1926

ダンコウバイにもついていましたが若干大きいかも?

クスノキ科につくムネアブラムシは少ないようですが、難しいかな。

少し調べて、たぶんわかったので追記しておきます。

Aphids on the World’s Plantsでホストから検索して、Thoracaphis linderaeか、Schizoneuraphis himalayensisに落ちました。日本で記録があるのは T. linderaeで、おそらくこちらだろうと思います。

2018年1月26日追記: 青木重幸さまより「Thoracaphis linderaeで間違いないでしょう」とのコメントをいただきました。

調べ方を簡単に書いておきます。

Aphids on the World’s PlantsからHOST LISTS AND KEYSをクリック。アブラチャンの属名はLinderaなのでLin-Lytをクリック。あとは検索表を引きますが、コナジラミっぽい形から2へ、頭胸部の刺毛が長いので3へ。ということでわりと簡単に落ちました。

―参考文献―

● 進士 織平 (1926) マルアルマキの一新種. 動物学雑誌. 38(457) PDF

● TAKAHASHI, Ryoichi (1958) Thoracaphis and some related new genera of Japan (Aphididae, Homoptera). INSECTA MATSUMURANA. 22(1-2), 7-14 PDF

2017年9月28日

イボタヒゲナガアブラムシ

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 22:55

先日、清里で見つけました。後日近所でも見たので、わりと普通なのかもしれません。

■ イボタヒゲナガアブラムシ Aulacorthum ibotum (Essig & Kuwana, 1918)

周年、イボタで生活しているそうです。

2017年9月26日

オニグルミトゲアブラムシ Dasyaphis rhusae

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 23:36

今日オニグルミ(たぶん)の幼木で発見しました。

先日見つけたオニグルミミドリトゲアブラムシによく似ていますが、こちらは葉裏について色が薄いです。


■ オニグルミトゲアブラムシ Dasyaphis rhusae ( Shinji, 1922 )

同じ木に有翅虫がいましたが、関係があるのかどうかはわかりません。

オニグルミミドリトゲアブラムシの記事に文献を載せてありますので参考にしてください。

2017年9月22日

?タニウツギトックリアブラムシ

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 20:12

昨日、清里を歩いてきました。

ニシキウツギにいたアブラムシです。

■?タニウツギトックリアブラムシ Rhopalosiphoninus ?celtifoliae

角状管が中央で膨れているので、トックリアブラムシ属かと思って調べてみました。九大目録ではトックリアブラムシ属は日本で4種記録があるようで、そのうちタニウツギ属につくのはタニウツギトックリアブラムシだけのようです。おそらくそれだと思うので、?つきで名前を出しておきました。

−参考文献−
Miyazaki, M. (1971) A REVISION OF THE TRIBE MACROSIPHINI OF JAPAN (HOMOPTERA : APHIDIDAE, APHIDINAE). INSECTA MATSUMURANA, 34, 1-247. PDF(HUSCAP)

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