長坂蛾庭

2017年5月17日

シュンランのトゲコナジラミ

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, コナジラミ, — Hepota2 @ 23:55

去年の春ツイッターにて、ああーうさん(岡山県)からシュンランでトゲコナジラミを見つけたとの投稿がありました。その状況を撮影した写真をお借りしました。

この時検体を送ってもらったのですが標本がうまくできなくてそのままになってたのですが、今年Acleris(兵庫県)さんから別途検体を送ってもらいました。これも何度か失敗してあまりうまくできてないのですが、とりあえず現状の標本の写真をアップしておきます。少し検討してみましたが、良くわかりませんでした。

比較のため、以前おちゃたてさんからいただいたカラタネオガタマのトゲコナジラミと、今年府中に行った時にヒサカキから採集したトゲコナジラミの標本写真も一緒にアップしておきます。

以下の標本写真は全て♀です。画像はクリックすると拡大表示されます。全て深度合成しており、背面と腹面がごちゃごちゃに混ざっている場合があるので、鵜呑みにはしないでください。

なお以前カラタネオガタマのトゲコナジラミは以前、ミカントゲコナジラミだろうという記述をしたことがあるのですが、忘れてください。かなり適当に判断してました。すみません。

ヒサカキ(Eurya japonica)のトゲコナジラミ♀。

カラタネオガタマ(Magnolia figo)のトゲコナジラミ♀

シュンラン(Cymbidium goeringii)のトゲコナジラミ♀

参考文献としては、チャトゲコナジラミの記載論文 Kanmiya2011 が役に立つと思うのですが、どうも良くわかりません。この論文ではチャノキとサザンカにつくトゲコナジラミをサンプルとして使用しているのですが、ヒサカキのトゲコナジラミは調べていないようです。なんか違ってるんですが。

いくつか引用しておきます。

Kanmiya2011 p.28より引用。

Kanmiya2011 p.31 より引用。G,Hがチャトゲ、I,Jがミカントゲです。ワックスの量はチャトゲの方が少ないようです。

Kanmiya2011 p. 33 より引用。Eがチャトゲ, Fがミカントゲです。

眼点の位置について比較してみましたが…

良くわかりません。

他の形態も良くわからないので、とりあえず今回はここまでとしておきます。

参考文献
Kanmiya, K. & Ueda, S. & Kasai, A. & Yamashita, K. & Sato, Y. & Yoshiyasu, Y. (2011) Proposal of new specific status for tea-infesting populations of the nominal citrus spiny whitefly Aleurocanthus spiniferus (Homoptera: Aleyrodidae). Zootaxa, 2797, 25-44. — PDF(ZOOTAXA)

2016年11月7日

クサイチゴコナジラミかキイチゴコナジラミあたり?

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, コナジラミ, — Hepota2 @ 14:55

キイチゴ類についてました。

まだ調べてませんが、ホストから調べるとクサイチゴコナジラミかキイチゴコナジラミあたりかもしれません。

クサギの?クサイチゴコナジラミ

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, コナジラミ, — Hepota2 @ 08:33

登山口付近に多く生えていた、たぶんクサギだと思います。ゴマのような匂いがしたと思ったのですが、ネットで調べるとピーナッツバターの匂いとか書かれていて、そういわれるとそんな気もします。

この葉裏に細いコナジラミがついていたのですが、クサイチゴコナジラミの細いヤツかもしれません。葉脈に付くと細くなるらしいのですが、別種の可能性もあるかもしれません。

これから調べてみます。

御坂峠

カテゴリー: 1.自然観察, 4. ハイキング, カメムシ目, コナジラミ, — Hepota2 @ 07:00

富士山北側の外輪山にある御坂峠(みさかとうげ)というところに行ってきました。

※少し日にちが経ってますが、記事の投稿日と時間は観察した日時に設定してあります。

甲府からバスが出ており1時間ほどで登山口の『三つ峠入口』につきます。バスは1時間に1本ぐらい出ており、大月回りで行くよりたぶん便利です。

峠の標高は1500mぐらい。清里と共通する樹種も多かったです。

写真は、御坂峠から御坂山に少し登ったところにある鉄塔付近から見た富士山です。

見つけたコナジラミは、こんな感じです。
クサギ: クサイチゴコナジラミの細いヤツ(たぶん)
アブラチャン: アブラチャンのBemisia, ホオノキコナジラミ
ダンコウバイ: アブラチャンのBemisia
ミズナラ: シナノコナジラミ
スミレ: ?Pealius
イタヤカエデ: イタヤカエデのコナジラミ(かなりレア)
ハウチワカエデ: マダラカエデコナジラミ(1本の木に集中)
ミヤマハンノキ?: シナノコナジラミ
キイチゴ類: キイチゴコナジラミ?

いくつか記事にしてみます。

2016年10月28日

アワブキコナジラミ Aleuroclava meliosmae (Takahashi, 1932)

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, コナジラミ, — Hepota2 @ 12:42

目的のヒメユズリハですが、一の谷へ下る尾根筋で多く、葉っぱに手が届く樹もいくつかありました。

幼木と成木です。成木の方は実がついてます。

未見のコナジラミがついていました。

検鏡してみましたが、アワブキコナジラミ Aleuroclava meliosmae (Takahashi, 1932)で良さそうです。ユズリハ属からの記録もあります。

これで、Aleuroclava属はあと一種になりました。

今回の成果はこれで終わりです。来年の春に、ヒメユズリハのAleurolobusを見に行きたいと思っています。

ヒサカキのイシガキコナジラミ属?

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, コナジラミ, — Hepota2 @ 11:50

ここから須磨浦公園です。

ヒサカキの主に葉表に、イシガキコナジラミ属らしきのがいました。未記録だと思います。

標本作製がうまくいかず、まだ標本ができてません。黒いヤツでよくあるのですが、丸まってしまうという現象が起きています。乾燥して固めてしまえば良い気がするので、試してみようと思ってます。

アカメガシワにブドウコナジラミ

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, コナジラミ, — Hepota2 @ 08:47

アカメガシワにブドウコナジラミがついていました。須磨浦公園でも見ました。やや温暖な地域で普通に生息していそうです。

ヤツデにシイノキコナジラミ?

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, コナジラミ, — Hepota2 @ 08:16

ヤツデの葉裏にシイノキコナジラミらしきものが付いていました。シイノキコナジラミが夏場どうしているのかはまだ調べてませんが、ブドウコナジラミのように寄主転換するのでしょうか。今回は一つしか見つけられなかったのではっきりしませんが、今後の課題ですね。

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