一昨日の日曜日、八ヶ岳自然観察の会に参加してきました。
越冬昆虫を見つけられると面白いのでしょうが、簡単にはいきません。
なんとか側溝で溺れかけていた蛾を一匹見つけました。
詳細はこちら。
2014年3月18日
八ヶ岳自然観察の会
2013年12月16日
八ヶ岳自然観察の会 公式ブログ?
ちょっと宣伝。
いま参加している自然観察会の公式ブログ(予定?)を立ち上げました。
http://yatugatake-sizen.seesaa.net/
seesaaブログというのが共同管理可能で広告も無いということで選択してみました。
参加者で書き込むと楽しいかと思うんですが、いかんせん参加者が少なくてシロウトばかりなので、それほど盛り上がらないかもしれません。
ま、月1回の更新なので暇な方は覗いてみてください。
2013年8月24日
オオエグリキバガ
2013年第3回森の観察めぐりに参加してきました。
曇ってましたので景色はあまり見えませんでしたが、涼しかったのでかえって良かったかもしれません。
虫はほとんどいませんでした。夏枯れなんでしょうか?
そんな中、以前から見たいと思っていたオオエグリキバガを見ることができました。
以前はオオエグリヒラタマルハキバガと呼ばれていましたが、標準図鑑ではオオエグリキバガになってました。
■オオエグリキバガ Acria emarginella (Donovan, 1806)
赤い矢印のところの毛が長い(スレるとなくなるが)ような気がしましたが、ネズミでもアリかも?
ネズミエグリキバガ(旧ネズミエグリヒラタマルハキバガ)に似ていますが、大きめです。図鑑には書かれていませんが、色やら翅形やら毛の生え方やらいろいろと違っているように思います。
ネット上の情報から標高の高いところにいるような気がします。
標準図鑑によるとホストはミズナラ、カシワ、アカザがあげられています(海外ではいろいろ記録があるみたい)。
参考までに、府中で昔撮影したネズミエグリキバガの写真を載せておきます。北杜市に来てからはまだ見てません。
■ネズミエグリキバガ Acria ceramitis Meyrick, 1908
赤い矢印の位置に隆起鱗片があるようだ。
—参考文献ー
日本産蛾類標準図鑑III 図版:3-32-39~40, 解説: p.253
2013年8月3日
シーモンキンウワバ羽化
アキカラマツのキンウワバですが7月28日に見に行ったら蛹になっていたのでいくつか採ってきました。
葉っぱの裏で蛹になるようです(水色の矢印)。幼虫もまだ残っていました(赤い矢印)。
で今日見たら一匹羽化していました。
■シーモンキンウワバ Lamprotes mikadina (Butler, 1878)
やはりシーモンキンウワバで良さそうです。
真ん中の紋が”C”の形に見えるからC紋という名前がついているのだと思いますが、Fのようにも見えます。
キンウワバらしく、金箔を貼ったような輝きがありますが、写真だとよくわかりませんね。立体写真にするといいかもしれません。
—参考—
みんなで作る日本産蛾類図鑑
DMJ
幼虫図鑑
2013年7月21日
シーモンキンウワバ幼虫
今日は八ヶ岳自然観察の会に参加してきました。
アキカラマツに多数のイモムシがついていました。
防御姿勢がウリキンウワバとそっくりなので、キンウワバ類と思うのですが、ムラサキウワバでしょうか? 蛾類生態図鑑に載っているようなのですが。
飼育するかなぁ…
追記
キンウワバ類で、キンポウゲ科を食する種類がいくつかいるので、やはり飼育してみよう。簡単そうだし。
—2013年7月25日追記—
nekocchi1122さんから、シーモンキンウワバでしょうという情報をいただきました。1属1種のようですし、特徴的なので大丈夫だと思いますが、情報が少ないので蛹になった頃に採ってこようかと思います。そろそろかな?
—2013年8月3日追記—
羽化しました。こちらをご覧ください。シーモンキンウワバで良さそうですので、タイトル変更しました。