長坂蛾庭

2019年5月31日

クロリンゴキジラミ

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, キジラミ, — Hepota2 @ 19:00

清里です。

ズミの葉表でキジラミの幼虫を見つけました。

中央の白い筋が葉脈に沿うようにつき、かなり明細になってます。何匹か付いているのがわかるでしょうか?

ズミにはクロリンゴキジラミとシロスジキジラミがつくようです。
6月6日、成虫が出てました。

■ クロリンゴキジラミ Cacopsylla malivorella (Matsumura, 1915)

クロリンゴキジラミの方でした。

調べていると韓国でクロリンゴキジラミの近似種が記載されているようなので、注意したほうが良いのかもしれません。
On the taxonomy of Korean jumping plant-lice (Hemiptera: Psylloidea)

2019年5月27日

ナミガタフタスジアオシャク

カテゴリー: 1.自然観察, チョウ目, — Hepota2 @ 19:00

庭のヨモギで、けったいなイモムシを見つけました。ヨモギの毛をまとっているようです。

生きているかどうかよくわからないと思うので、ビデオを撮ってみました。脱糞シーンです。

ツイッターにアップしたところAclerisさんから、

日本産蛾類生態図鑑に「ナミガタフタスジアオシャクがヨモギの綿毛をまとう」と同じヨモギ喰いのヨツメアオシャクの解説に付記されてました。ヨツメは葉の小片をまとうようです。

とのコメントをいただきました。

情報が見つからなかったので飼育開始です。

途中写真は撮りませんでしたが、食べるのはヨモギの葉っぱ全体のようです。カモフラージュするためにヨモギの毛を使うみたいでした。

6月22日、羽化しました。DMJの写真や海外の写真とかを見てみましたがナミガタフタスジアオシャクで良さそうです。

■ ナミガタフタスジアオシャク Thetidia smaragdaria (Fabricius, 1787)

List-MJ2によると日本にいるのは亜種 subsp. amurensis のようです。

2019年5月22日

シロスジキジラミ

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, キジラミ, — Hepota2 @ 19:00

清里です。

赤っぽい縁取りのある葉っぱにキジラミの幼虫を見つけました。

6月3日、5月31日に採集してきた幼虫が羽化しました。シロスジキジラミのようです。かなり特徴的なので大丈夫でしょう…

■ シロスジキジラミ Cacopsylla albovenosa (Kuwayama, 1908)

ホストの方は7月29日に行って確認してきました。赤っぽい縁取りは無くなってました。カマツカです。果柄にイボ状の皮目が多いことが特徴的なようです。

追記: 成熟した成虫を見つけたので興味がある方はこちらをご覧ください。

2019年5月21日

コマユバチ科サムライコマユバチ亜科Diolcogaster属の一種

カテゴリー: 1.自然観察, チョウ目, ハチ目, — Hepota2 @ 16:43

ご無沙汰しております。
写真は撮っているのですが、とりあえずツイッターに載せてそこで力尽きるという状況になってます。
ツイッターの情報はいつ消えるかわからないので、できるだけこちらにも載せようと思っているのですが…

5月5日、庭のモモにコマユバチの繭がついているのを発見しました。

ホストと思われるシャクガ科の幼虫はまだ生きていました。例のゾンビ化して操られるという状況じゃないかと思います。

5月13日、ほとんど羽化して脱出しているのを見つけました。この2日前までは変化がなかったので、一気に羽化したようです。

まだ少し残っていそうだったので、繭を採集してケースに入れておいたところ、何匹か羽化してきました。成虫の写真です。

あまり詳しく調べる気はなかったのですが、翅脈だけは見ておきました。

似たような繭を作るタテハサムライコマユバチというのをネットで見つけたのですが翅脈はかなり違うようなので別属っぽいです。

これらの写真をツイッターに投稿したところ、コマユバチを研究されている藤江隼平様( http://himebati.jimdo.com/)より、サンプルを提供してほしいという要望をいただきましたので、お送りしたところ以下のようなコメントをいただきました(転載許可を得ています)。ありがとうございます。

お送りいただいたサムライコマユバチは検鏡の結果、Diolcogaster属の一種と考えられます。
本属は日本から2年前に初めて記録されたばかりですが、相当数の日本未記録種、未記載種がいます。いただいた種は、これまでに記録された種とは異なっており、少なくとも日本未記録種、あるいは未記載種の可能性があります。

とりあえず今回はここまで。なにか進展がありましたら追記したいと思います。

2019年5月20日

ホオジロキジラミ?

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, キジラミ, — Hepota2 @ 20:00

ヤブデマリでキジラミを見つけました。

こちらは5月31日に清里で同じようなキジラミを見つけました。ヤブデマリの花のごちゃごちゃしたところにキジラミの幼虫や新成虫がいます。おそらく同種ではないかとおもうのですが。

ヤブデマリにはホオジロキジラミが付くようなのですが、羽化直後は緑色で、成熟すると赤っぽくなるようです。

成熟すると配色がかなり特徴的なので色で判別できそうなのですが、今年は見れませんでした。

来年注意してみたいと思います。

ミドリトガリキジラミ

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, キジラミ, キジラミえい, , 虫えい — Hepota2 @ 19:00

サワフタギの葉の先端が畳み込まれたようになっているのを見つけました。

中を覗いてみるとキジラミの幼虫です!!

調べてみるとサワフタギにはミドリトガリキジラミがつくようです。ゴールの名前はサワフタギハサキオレフシのようです。

6月1日、少し大きくなってました。

6月13日、間を開けすぎたかほとんど羽化して分散しているようでしたが、2匹ほど見つけることができました。まだテネラルのようです。

■ ミドリトガリキジラミ Trioza magna Kuwayama, 1910 ♀(未成熟)

成熟した写真を撮るつもりだったのですが、忘れてました。
また来年…

2019年5月18日

ワサビクダアザミウマ Liothrips wasabiae

カテゴリー: 1.自然観察, アザミウマ目, — Hepota2 @ 19:10

アブラチャンの虫えいの横にいたアザミウマです。同じ木で3個体ほど見つけたのですが、他のアブラチャンでは見つかっていないので関係なかったかもしれません。

ドイツのUlitzkaさんにサンプルを送って見ていただいたところ、Liothrips wasabiaeの♂ということでした。ただ本種は通常ワサビにおり、近くにワサビが無いか確認してほしいと言われてます。ワサビが育つ環境だとは思うのですが、まだ確認してません。

ネットで見れる写真とは雰囲気が違ってますが、性差でしょうか?

ワサビクダアザミウマは1967年に島根県で発見され、その後周辺の県に分布を広げたようです。しばらくは島根県周辺でしか見つかっていなかったのですが、最近静岡県からも記録されたようです。

Wikipediaによるとワサビの歴史は飛鳥時代からと書かれているので、突然島根県周辺に発生したのは奇妙です。日本でしか記録がないので外来種でもなさそうです。

考えられそうなのは…
(1) もともと別の未知の環境で天敵とバランスしていたのだが、ワサビにつく能力を得て、天敵のいない環境で急激に増えた。
(2) もともとワサビにいて天敵とバランスして数が抑えられていて気づかれなかったのだが、農薬の発達によって天敵だけが減り、アザミウマが増えて存在がバレた。

とりあえず周辺でワサビかアブラナ科の植物が生えていないがチェックしてみようと思います。

参考:
[1] 島根県 農業技術情報
[2] A new distribution record of Liothrips wasabiae Haga & Okajima (Thysanoptera, Phlaeothripidae) from Chubu district, Japan

ウリカエデハクボミフシ?

カテゴリー: 1.自然観察, タマバエえい, 植物, 虫えい — Hepota2 @ 19:10

ウリカエデのの葉で虫えいを見つけました。

虫えい図鑑にウリカエデハクボミフシの名前が載っていました。タマバエの一種によって形成されるようですが、詳しいことは書かれていませんでした。

スライドにしてみました。タマバエかどうか分かるのでしょうか?

羽化しそうになったら採りに行こうと思っていたのですが、しばらくぶりに行ったら出た後でした。6月8日撮影。

また来年調べたいと思います。

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