ご無沙汰しております。
写真は撮っているのですが、とりあえずツイッターに載せてそこで力尽きるという状況になってます。
ツイッターの情報はいつ消えるかわからないので、できるだけこちらにも載せようと思っているのですが…
5月5日、庭のモモにコマユバチの繭がついているのを発見しました。
ホストと思われるシャクガ科の幼虫はまだ生きていました。例のゾンビ化して操られるという状況じゃないかと思います。
5月13日、ほとんど羽化して脱出しているのを見つけました。この2日前までは変化がなかったので、一気に羽化したようです。
まだ少し残っていそうだったので、繭を採集してケースに入れておいたところ、何匹か羽化してきました。成虫の写真です。
あまり詳しく調べる気はなかったのですが、翅脈だけは見ておきました。
似たような繭を作るタテハサムライコマユバチというのをネットで見つけたのですが翅脈はかなり違うようなので別属っぽいです。
これらの写真をツイッターに投稿したところ、コマユバチを研究されている藤江隼平様( http://himebati.jimdo.com/)より、サンプルを提供してほしいという要望をいただきましたので、お送りしたところ以下のようなコメントをいただきました(転載許可を得ています)。ありがとうございます。
お送りいただいたサムライコマユバチは検鏡の結果、Diolcogaster属の一種と考えられます。
本属は日本から2年前に初めて記録されたばかりですが、相当数の日本未記録種、未記載種がいます。いただいた種は、これまでに記録された種とは異なっており、少なくとも日本未記録種、あるいは未記載種の可能性があります。
とりあえず今回はここまで。なにか進展がありましたら追記したいと思います。
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