本日撮影しました。
樹皮上にアブラムシが複数ついていました。家に帰ってから気づいたのですが腹部が無いようです。産卵が終わって縮んだのでしょうか?
■Tetraneura 属の一種
触角のアップですが、先端から短・長・短・長となっていて、特徴的な感じです。ワタムシっぽいのと触角から、Tetraneura属かなと思いましたがどうでしょう?
腹部が無いのが気になるので、明日もう一度見に行ってみようと思います。
ezo-aphidさんからコメントをいただき、タイトルを修正しました。Tetraneura属の可能性が高いということです。また産卵後ではなく、産仔後であろうとのことです。
もう少し調べてみました。タマワタムシ亜科はタマワタムシ科と扱われることもあるようです。日本に生息するTetraneura属は8種確認されており、一次寄主はニレ属で虫コブを作り、二次寄主はイネ科植物の根です。複数の種が同じ場所に混在するということです。今回見たのは、イネ科植物からニレ属の樹木に飛来した有翅産性虫で、仔虫(雄虫と卵生雌虫)を産みきった後のようです。
ー2011年11月12日ー
青木重幸さまより木はケヤキではないかとのご指摘をいただき、調べてきました。確かにケヤキのようです。樹形にだまされたようです。青木重幸さんのお話では間違ってケヤキにつくこともあるそうです。
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