長坂蛾庭

ハラビロクロバチ科Synopeas属の2種

少し間があいてしまいましたが、4月13日に撮影したものです。体長は約1.6mm、葉っぱはわかりません。触角が口器のすぐ上から出ているので、これもヒゲナガクロバチ科でしょうか? 背中に模様がありますし、胸部と腹部の間あたりが白っぽいし、ひょっとするとわかるかもしれないですね。

下は同じ日に同じ場所で撮影した別個体ですが、同種ではないかと思います別種と考えた方が良いとのことです。体長約1.6mm、シデ類にいました。

2011年4月13日、東京都府中市

ezo-aphidさんのご指摘でタイトルを『ヒゲナガクロバチ科?』から『ハラビロクロバチ科?』に変更しました。

—2011年5月4日変更—
専門家のkurobachiさんからSynopeas属で良いとのご教示をいただきタイトルを修正しました。それからシデにいた方は別種と考えた方が良いとのことです。kurobachiさん、ezo-aphidさんありがとうございました。
※修正が遅れました。更新忘れてました。


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コメント

“ハラビロクロバチ科Synopeas属の2種” への6件のフィードバック

  1. ezo-aphidのアバター
    ezo-aphid

     困りましたねー。私の頼りは、山岸先生の「寄生蜂の解説」とおちゃたてむしさんの画像庫なので、そちらを参考にしています。よく見えないのですが、翅脈はかなり単純そうで、全体はSynopeasとかInostemma(背負いの鞘がとても短い種もいるらしい)に似ている部分が多いと感じますので、ハラビロクロバチ科と見ますが。kurobachi先生にお出まし戴く前に、おちゃたてさんの意見を伺いたいものです。

  2. Hepotaのアバター

    ezo-aphidさん、こんばんは。
    確かにおちゃたてむしさんの1月5日の記事に出てくる種と似ていますね。この記事は何回か眺めていたのですが、やはり悩まないとダメですね。
    同定しづらい写真ですみません。横から光を当てるようにすれば、テカリが無くなると思うので、そのうち試してみます。

  3. おちゃたてむしのアバター

    こんばんは。
    よく似てますね。
    Inostemmaの方は、私の撮ったものでは胸部背面の中央より(鞘の両側)にはっきりした縦線が一対見えるので、これはSynopeasに近いように思います。
    何度撮ってもこのサイズのハチは難しいですね。

  4. Hepotaのアバター

    おちゃたてむしさん、こんばんは。
    私も雰囲気ではSynopeas属の方に近いように思いました。背中模様というか凹凸が何か顔のように見える感じとか、胸部と腹部の間あたりに白っぽい毛が生えているところとか、ほんとに雰囲気ですが。
    ほんとに難しいですね。止まっていても大変なんですが、チロチロ動かれるので、どうにも厳しいです。

  5. kurobachiのアバター
    kurobachi

    2種類ともハラビロクロバチ科のSynopeas属で正解です.皆様の眼力がupしていることをうれしく思います.小楯板の突起が微妙に違うので,別種だと思っておいた方が良さそうです.

  6. Hepotaのアバター

    kurobachiさん、ご教示ありがとうございます。小さなハチを撮り始めたのはごく最近なのですが、いろんな種類がいるのですね。名前を調べているうちに、興味深い生態を知り、とても気になる存在になってきてます。

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