11月にオオモミジと思われる葉っぱからマダラカエデコナジラミを多数採種しました。その中に寄生されてるっぽいのがいたのでケースに入れておいたら、これまで見たのとは違うのが出てたのでとりあえずアップしておきます。
寄生されていたコナジラミと出てきたハチです。同じ倍率で撮影したものを合成しましたが、穴の方がちっちゃいですね。
Encarsia属かもしれませんが、この写真では判断できそうにないです。
—2014年12月7日追記—
yamaさまより情報をいただきましてEncarsia nipponicaに似ているということです。たしかにそっくりなので、この種か近縁の種ではないかと思います。
NHM
Wikipediaによりますと、Encarsia属は400種以上記載されていて、実際にはその数倍の種がいるだろうといったことが書かれています。ホストであるコナジラミ等が研究されないと、寄生蜂の研究もできないでしょうから、研究はほとんど進んでいないのでしょう。解明される日は来るのでしょうか?
とりあえず、まったく研究されていないという現状について、細々と情報発信を行っていきたいと思います。
コメント
“マダラカエデコナジラミから出てきた寄生蜂 Encarsia sp.” への2件のフィードバック
こんにちは、はじめまして?(たぶん)
この種が似ている感じがします。
© The Trustees of the Natural History Museum, London
http://www.nhm.ac.uk/research-curation/research/projects/chalcidoids/database/mediaPopup.dsml?IMAGENO=chalc374&VALGENUS=Encarsia&VALSPECIES=nipponica&isVideo=
yamaさま、はじめまして?
情報ありがとうございます。ほんとにそっくりですね。たぶん属までは合っているでしょうから、とりあえず?付きで名前を出しておこうと思います。