シラカシの冬芽を撮影していたところ、なにやら怪しい黒い粒を発見しました。
拡大してみるとムネアブラムシっぽいです。冬芽と冬芽(あるいは葉柄)の間に食い込むようについていて、形がくさび形のようになってます。日の当たらない方はあまり黒くなってないですね。こんな形のアブラムシは初めてみました。
■ Dermaphis coccidiformis 無翅成虫
少し調べて以下の論文を見つけました。
Aoki, S. et. al (2017) Dermaphis coccidiformis sp. nov. (Hemiptera), an aphid species with asymmetrically sclerotized apterae and “winter alates”.
アラカシの冬芽についている生体写真が載ってますが、そっくりですね。とりあえず、これということにしておきましょう。アラカシ、シラカシ、ウラジロガシで見られるようです。
検索するとBABAさんのブログに、有翅虫の幼虫と成虫が載ってました。
冬の間に有翅虫の幼虫と有翅虫が見れるようなので、観察してみたいと思います。
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