長坂蛾庭

クストガリキジラミ Trioza camphorae 幼虫

今日もコナジラミを探しに行って来ました。クスノキの葉に虫コブのようなものがあり、裏を見るとコナジラミっぽかったので、またまた発見かと思ったのですが、家に帰って調べるとキジラミでした。キジラミの幼虫もいろいろいるんですね。

下はロウ物質を取り除いたものです。アルコールで拭くと簡単に取れました。

虫コブはポッコリ膨らんでいて、その隙間はどうなっているのかなと思い、一匹はがしてみました。隙間はありませんでした…。脚をジタバタさせていて、裏から見ると普通の虫でした。

成虫が沢山出ていたので、今が発生時期と思われます。

夜中の3時頃見たら、わらわらと羽化していました。一枚貼っておきます。


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コメント

“クストガリキジラミ Trioza camphorae 幼虫” への2件のフィードバック

  1. ezo-aphidのアバター
    ezo-aphid

    こんばんわ。
    こりゃあ、どうみても背面はコナジラミですよねー。ワックスを取ると、ちょっとヘン。葉裏を見るとありゃりゃ。
    トガリキジラミの中でも少々変わり者のようですね。ciniiで「クストガリキジラミ」とひくと生活史と幼虫の形についての報文がありました。たしか、イギリスには5齢幼虫による分類報告があるはずなので、「キジラミ5齢幼虫図鑑」というのを「コナジラミ蛹図鑑」にくっつけても面白いかなと・・・・・・・。

  2. Hepotaのアバター

    ezo-aphidさん、こんばんは。
    コナジラミの幼虫のように紙みたいに薄いものを想像していたので、ちょっとびっくりしました。コナジラミと区別できないのでは、撮るしか無いですね。あんまり遊んでばかりもいられないので、ぼちぼちやります。

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