CombineZPで、うまくいかないケースを見つけました。
被写体は最近登場したムネアブラムシです。下の写真は上から見たところです。縁まで真っ黒です。
別のアングルで”Do Stack”を使った場合です。縁の部分(矢印)がおかしくなってます。
下は”Pyramid Weighted Average”を使った場合。問題は少なそうですが、なんだかぼやけてます。
下は”Pyramid Do Stack”を使った場合。多少変ですが、いちばんマシかなという気がします。常にうまくいくのかどうかはわかりませんが。
今後掲載する写真には深度合成したという情報を入れたいと思います。忘れなければ…。
撮影順序は、手前から奥にならんでいる必要があるようです。入れ替える機能もありますが。
いくつかのケースで使用メモリと処理時間を測りました。
マシンは6年ぐらい前のもので、メモリは2.5GBに増設してあります。
1600×1200ピクセル、”Align and Balance Used Frames (Quick)” + “Do Stack”の場合:
10枚の合成で、メモリ284MB、処理時間45秒。
20枚で、372MB、1分5秒。
30枚で、459MB、1分22秒。
2560×1920ピクセル、”Align and Balance Used Frames (Quick)” + “Do Stack”の場合:
10枚で、660MB、1分40秒。
20枚で、830MB、2分23秒。
30枚で、1GB、3分20秒。
40枚で、1.25GB、4分16秒。
2560×1920ピクセル、”Align and Balance Used Frames (Quick)” + “Pyramid Do Stack”の場合:
10枚で、1GB、2分10秒。
20枚で、1.2GB、3分25秒。
30枚で、1.35GB、5分。
40枚で、1.36GB、6分26秒
メモリの使用量は1.3GBから1.5GBあたりから増えないようです。処理は行われるので、ディスクを利用していると思います。このメモリの使用量を指定するオプションは無いみたいです。メインメモリは2GBあるものとして作られているような感じです。
メモリが実メモリを超えるとハードディスクが使われますが、ハードディスクのアクセスタイムはmsオーダなので、急速に遅くなりますから、うまく収まるように調整した方が良いです。
ネット上で、CombineZPが遅いという情報がありますが、ムダに大きな画像を食わせているのだと思います。
いくつか身近なものを撮影したので載せておきます。わかります?
コメント
“CombineZP その2” への6件のフィードバック
こんばんは、
問題は、第一印象で行くと、五円玉、千円札、何かの種(鼻くそじゃなですよね!)、十円玉になりました(^^;。
深度合成は、なかなか楽しそうなので、一度挑戦してみようと思ってます。
正月休みになったら、挑戦できるかな(^^)。
そらさん、こんばんは。
1枚目は肉眼ではもう少し銀色なんですけど、黄色っぽくなってしまいました。2枚目はこの写真からは特定できないと思います。後で答えを入れておきますね。
そらさんの深度合成、楽しみにしてます。
おはようございます。
深度合成の記事、私も一度試してみたいと思いながら興味深く拝見しています。問3は黒胡椒ですか?
おちゃたてむしさん、こんにちは。
そんなに難しくないと思いますが、使い方をまとめてみましょうかねー。
そういえば、おちゃたてむしさんは2011年1月5日の記事で深度合成をされてますが、手合成なんでしょうか?Photoshop CS4には深度合成機能があるらしいのですが。
問題の正解は後ほど。
おはようございます。
私が1月の記事ではお察しのとおりCS4の機能を使いました。17~8枚だったと思いますが、一度にやろうとすると処理能力を超えてしまって、数枚づつ分割して処理しました。一度同じデータでCombineZPを試してみます。
答え入れておきました。
そらさん、10円玉正解です。
おちゃたてむしさん、黒胡椒正解です。