昔(2007年6月13日)、多摩丘陵の公園で撮影したものです。オナガバチの一種と思いますが、詳しく調べてません。朽ち木に住む昆虫の幼虫に寄生するようです。
# この時は新しいカメラを買ったばかりで、写真がいろいろと変ですが、気にしないでください。
2011年3月17日追記: その後の調べで、種名がある程度判明しましたので、記事を修正しました。詳細はコメントを参照してください。
産卵シーンです。♀はお腹が黒と白のシマシマです。最初に触角で穴を探ります。写真1ー5は同一個体で、ガロアオナガバチ Triancyra galloisi Uchida, 1928 の♀と思われます。
長い産卵管を差し込んで、産卵します。
産卵管、触角、脚の掃除をします。
この作業を何回も繰り返していました。
下は♂だと思います。お腹の色がちがいます。その後の調べで別種とわかりました。タマヌキケンヒメバチ(Jezarotes tamanukii Uchida, 1928) ♂のようです。
沢山集まってました。お祭り状態です。暗い林の中だったので、撮影しているときはわかりませんでしたが、♀が出現してくるところに♂が集まっているようでした。2011年3月17日追記: 中央に穴から出ようとしている個体はガロアオナガバチ♀で、周りに集まっているのはタマヌキケンヒメバチ♂のように見えます。
さて、これは何をしているのでしょう?
♀がもうすぐ出てくるので、♂が待ち構えているところじゃないかと思うのですが。
下は最近撮影したもので別種ですが、♀が出てきたところです。もみくちゃ状態でした。
2011年3月17日追記
shigeさんという方から情報をいただき調べ直しました結果、♀の方はガロアオナガバチ Triancyra galloisi (Uchida, 1928)のように思いました。元々♂としていた個体は別の種のようです。
下は写真1-5と同じ個体の翅脈です。
同種の♂らしき個体を撮影していたので追加しておきます。
写真6の翅脈のアップです。
フッカーSさんのブログにもガロアオナガバチと思われる記事が載っているのでリンクしておきます。
−2012年7月1日−
タマヌキケンヒメバチの学名が間違っていたので訂正しました。おちゃたてむしさんのブログに、タマヌキケンヒメバチの産卵シーンが掲載されましたので、リンクしておきます。
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