タイトルがわかりにくかったので変更しました。
一昨日のは、いろいろとダメだったのでやりなおしました。
写真に埋め込んであるスケールバーの大きさを間違えました。再々提出の方を見てください。
■イヌツゲクビレコナジラミ Aleuroclava hikosanensis (Takahashi, 1938)
2013年1月6日、山梨県北杜市、イヌツゲ
microscope: Olympus BHC, PLAN 20x; camera: Olympus E-410, WF10X, EL-Nikkor 50mm F4; software: CombineZP “Do Weighted Average” 13 layer, PhotoStitch 3×3, PhotoshopElements 5 (remove color cast, resize 50%, unsharp mask)
一番の問題は、水平方向のスキャンを先に行っていたため、CombineZPで自動的に揃える機能を使ってましたが、これのせいでボケが大きくなったようです。先にZ方向のスキャンを行うようにしました。ただ、顕微鏡の微動ダイアルは、オイルクラッチのような機構が入っているようで、上に持ち上げる方向?(BHCでは反時計回り)に回すとすぐには反応しないし、動き出すとすぐには止まらないので、最初の位置に戻すときには、ちょっとコツがいります。一度大きく戻して、1分ほど放置して、それから時計回りに回して、メモリを合わせるというようなことをします。
パノラマ合成ソフトのフォトスティッチは、歪みまで除去してくれるほど賢くはなかったです。焦点距離を入力する必要があるので、それで勘違いしていたかもしれませんが、そんなにうまい話はありませんでした。アルゴリズムは、少し重ね、重なった部分はブレンドするようで、歪みが有ると2重になったりぼやけたりします。できるだけ歪みの無いようにしなければなりませんが、とりあえず分割数を増やしてみました(2×2→3×3)。あとレンズをELニッコール50mm F4に変更したので歪みは少しマシになっているかもしれません。
前回使用したカメラアダプタはぐるぐる回る構造になっていましたが、ときどき動いていたようです。アルミパイプに切れ目を入れてホースバンドで締めつけて固定できるようにしました。他にも35mmマクロのときは、フィルターネジを使って保持していたため、レンズの可動部分でのガタツキがありましたが、ELニッコールにしたのでガタツキは無くなりました。
35mmマクロは電源を切るときにレンズが前後に動くのですが、動けないように固定されているので、壊れないようにするため電源を切ったりパソコンにつないだりするときにレンズを外していたのですが(忘れて何回か失敗しましたが…)、ELニッコールにしたため不要になりました。
白っぽかったので、露出を落としてみました。
Z軸の枚数は減らしました。微動ダイヤルの数字の単位がμmだとすると、前回は1目盛(2μm)単位で撮影していましたが、今回は2目盛(4μm)単位で行いました。31面→13面になりました。
カメラ側で解像度は少し下げて保存しました(3648×2736 → 2560×1920)。対物レンズの解像度はそんなに高くないので、これでも多いくらいかもしれません。
撮影したらそのままCombineZPで、”Do Weighted Average” します。
続いてフォトスティッチで合成。
Photoshopで、色補正、1/2に縮小、再圧縮。
色補正は、前回行ってませんでしたが、ELニッコールにするとなんだか青っぽい写真になりました。レンズが黄色っぽく反射しているのでコーティングが経年劣化しているのかもしれません。
お尻の付近が明るくなってますね。なんでしょう…
とりあえず。
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