おととい、修了検定を受けてなんとか受かりました。綱渡り的に進んでいるようですが、こんなんで路上に出て大丈夫か不安です。昨日、少し自転車で回っておこうと思い、ついでに府中市の公園に行ってきました。
ヒメサザナミハマキが多数出てました。結局蛹は見つけることができませんでした。やはり寄生蜂によってバランスがとれているような気がします。
ハマキっぽい巣を作っている幼虫がいたので、ハマキだったら簡単だろうと思い、持ち帰ってみることにしました。で、家に帰って撮影してみるとハバチの幼虫でしたorz。ハバチは難しいので返してこようと思います。下の写真が幼虫の巣です。1匹ごとに別の巣を作るようです。
通常ハバチの幼虫は腹脚が5対以上あると言われますが、ヒラタハバチの幼虫は腹脚を持ちません。3対の胸脚と、お尻のところに尾肢という針のような突起を持ちます。自由行動をするハバチと違って巣を作るので、脚が不要なのかもしれません。目は単眼が1対なので、顔を見れば鱗翅目かどうか区別がつきます。
いろいろ調べてみたところ、ワモンヒラタハバチのように思います。幼虫はキンミズヒキを食べるようです。CiNiiから、幼虫に関する論文が見れます。
キンミズヒキを食べるワモンヒラタハバチ(昆虫綱,ハチ目,ヒラタハバチ科)の都心からの発見
ワモンヒラタハバチの成虫の写真は兵庫県立 人と自然の博物館の『自然環境モノグラフ1』の『表紙、目次、図版』に載ってます。
※2010/6/22追加
幼虫が飼育ケースの下を這っていたので元いた場所に戻してきました。すぐに地面に潜りました。
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