長坂蛾庭

セグロヒメキジラミ Calophya nigridorsalis Kuwayama, 1908

先日、ウルシ(Toxicodendron vernicifluum) の葉裏で見つけたヒメキジラミです。

葉っぱの裏には成虫に混じって、色々なステージの幼虫がいました。少しずつ卵を産んでいるからなのでしょうか。ヒラタアブの卵もあるので、生まれたら一掃されるかもしれません。

葉表に毛がないようでしたので、無印のウルシと思います。触ってますが私はウルシにはかぶれないみたいです。

この仲間は顔を見ないと正確に識別できないので、念のため採集しておきました。

額錐が「キジラミ類の絵解き検索」の図と少し違う気がしたのですが、ツイッターに投稿してYMiyaさんからセグロヒメキジラミ良いというご教示をいただきましたので、タイトルを確定しておきました。

おちゃたてむしさんのブログに出てくるものとはかなり色が違ってますが、あれは最近成熟した個体なのかもしれません。おそらく一月経つとかなり色がついてくるのでしょう。

翅形が似ているマルアゴヒメキジラミはヌルデ(Rhus javanica)につくそうなので探してみたいと思います。

学名はPsyl’listによれば変更ないみたいです。


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