長坂蛾庭

2019年10月29日

米びつにいたハエ

カテゴリー: 1.自然観察, ダニ, — Hepota2 @ 19:00

米びつに小さなハエが複数いるのを見つけました。

ツイッターに投稿したところ、Aclerisさんからダニクイタマバエかもしれないとの情報をいただきました。コナダニ食いのようです。

コナダニが湧きまくってたら困るなーと思って、米びつを調べてみましたが、とくになにか湧いている様子はありませんでした。底の方に何かいるかも知れませんが…。年をとって食が細くなったので底まで到達するのに時間がかかりそうですが…。なんか出たら報告します。

2019年10月27日

エノキのトガリキジラミ

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, キジラミ, — Hepota2 @ 19:00

エノキの葉にトガリキジラミの幼虫を見つけました。

その後の観察で葉表でも見つけ、葉表にいる方が多いように思いました。

近所ではいろいろな場所で見つかり、甲府でも見つけたのでそれほど局所的に生息しているのではなさそうです。

実はかなり前にも見たことがあるのですが、エノキはフシダニのゴールが大量にできるためあまりチェックしてませんでした。それが今年は気象の影響かフシダニのゴールがほとんど見られません。それでエノキカイガラキジラミのゴールをポツポツ見つけたので秋型を探していたところ、本種を見つけたというしだいであります。

エノキにつくトガリキジラミとしてはエノキトガリキジラミが知られていますがゴールを作るようなので違うようです。またエノキトガリキジラミの近縁種がいるらしいのですが、情報がなくてよくわかりません。

なんとか成虫を得ようと現在観察を続けているところです。

2019年10月20日

バイカウツギのアブラムシ

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 19:00

バイカウツギの葉裏で見つけたアブラムシです。

葉表が変色していてその裏にいました。

詳細は不明です。バイカウツギコブアブラムシとなにか関係があるでしょうか?

2019年10月6日

ケヤマウコギのトガリキジラミ(その3)

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, キジラミ, — Hepota2 @ 19:00

ケヤマウコギのゴールがポツポツ割れており、トガリキジラミの成虫が出てました。

関連記事: その1その2


Trioza stackelbergi Loginova, 1967

オスとメスですね。

得られた成虫や、持ち帰ったゴールから羽化したサンプルを井上広光先生に送って見ていただいたところ、Trioza stackelbergi Loginova, 1967で間違いないとの返事をいただきました。日本新記録です。いずれどこかで報告されるそうですので楽しみにしたいと思います。
※ 種名の公開許可は得ております。

2019年9月24日

シロスジキジラミ

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, キジラミ, — Hepota2 @ 20:00

野辺山で見つけました。今年の5月に幼虫と新成虫を見ましたが、今回はすっかり成熟した個体です。


■ シロスジキジラミ Cacopsylla albovenosa (Kuwayama, 1908)

このまま成虫で越冬します。

イタドリオマルアブラムシ

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 19:00

イタドリオアブラムシ(たぶん)です。野辺山(標高1,300mぐらい)でクロウメモドキで見つけました。

■ イタドリオアブラムシ Macchiatiella itadori (Shinji, 1924)

アブラムシ入門図鑑によると一次寄主クロウメモドキと二次寄主イタドリとで寄主転換する系統と周年イタドリで過ごす系統があるらしく、寄主転換する系統は寒冷地においてのようです。クロウメモドキがやや標高の高いところに生えているようなので、それが関係しているのかもしれません。ネットではイタドリにいる写真が多いのもそのせいでしょうか。

2019年9月12日

ミヤマイボタのアザミウマ

カテゴリー: 1.自然観察, アザミウマ目, — Hepota2 @ 20:30

野辺山です。

最近ミヤマイボタ(イボタかも)の葉裏で、写真のようなアザミウマの幼虫をよく見つかっておりました。

今日、成虫をまとまって見つけたので、なんとなく関係するのではないかと思います。

どうもLiothrips属らしいです。

ドイツの研究者の方に送るつもりなので、詳しいことが判明したら追記します。

2019年9月5日

ブナのフシダニえい

カテゴリー: 1.自然観察, ダニ, フシダニえい, 植物, , 虫えい — Hepota2 @ 20:00

長野県入笠山にて、ブナの葉に虫えいらしきものを見つけました。細くて短い線状で、初めて見るタイプのものでした。


■ブナの葉の虫えい。

持ち帰って調べてみました。少し崩すと中に空間がありフシダニらしきものが見えます。

念の為、簡易的にプレパラートを作ってみました。フシダニの簡易プレパラート作成は3回目です。1回目は水でそのまま封入しましたが、あまり出来が良くない上にすぐに蒸発して使えなくなりました。2回目はコナジラミ的手法を試みてみましたが途中で消えてなくなってしまい失敗しました。今回はアザミウマで使うAGA液でそのまま封入してみました。AGA液は水、エタノール、氷酢酸、グリセリンの混合液ですが、エタノールや氷酢酸によって表面張力が下がり空気は抜けやすくなりそうですし、グリセリンは蒸発せずに残るのでしばらく持ちそうです。またグリセリンの屈折率はカバーガラスのものに近く、光学的にも性能が良さそうです。ただし透化処理していないので、内容物がじゃまで見にくいです。あと粘性が低すぎて流れてしまうので、グリセリンを多くしたほうが良いかもしれません。


■ブナのフシダニ

植物防疫の『フシダニ類の見分け方』が公開されているので、少し調べてみました。
口吻の大きさは小さく、背甲上の剛毛は2本、口吻はヘラ状でない、外部生殖器は後脚の基節から離れている、体環数は背面と腹面でほぼ同数ということで、フシダニ科フシダニ亜科ではないかと思います。

検索表で羽毛爪というのが出てきたのですが、いつも使っている撮影システムでは無理そうなので、油浸100倍対物を使ってみました。使うことはないだろうと思っていたので一度も使ってません。無限遠補正化したBHCは使えないので、BHC直焦点+グリーンフィルターで撮影しました。


■ブナのフシダニの羽毛爪

一応撮れたと思うのですが、用語がよくわからないのでここまでにしておきます。
サンプルを北大でフシダニを研究されている方に送ったので、何かわかったら追記したいと思います。

参考:
[1] フシダニ類の見分け方(1)〜(4) 植物防疫 60巻 3,4,8,9号

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