以前ウツギトックリアブラムシの卵生雌を載せましたが、今回載せるのは幹母です。幹母は卵から孵った第一世代で、普通よりも丸かったり大きかったりすることが多いようです。
下の2枚は3月14日に撮影しました。まだ葉を展開していないウツギにアブラムシが付いていました。ウツギトックリアブラムシかもしれません。2枚目はおそらく卵の抜け殻だと思います。
4月8日に再度訪れてみたところすでに成虫になっており多数の子供たちが生まれていました。ホストと角状管が太くなっていることからウツギトックリアブラムシで間違いなさそうです。
■ウツギトックリアブラムシ Rhopalosiphoninus deutzifoliae Shinji, 1924
発見場所は山梨県北杜市、標高700mぐらいです。ホストはまだ葉が十分展開していないのではっきりしませんが、ここら辺ではマルバウツギは見たことがないですし、たぶんウツギで大丈夫だと思います。
以前ezo-aphidさんからいただいたコメントによれば、2次寄主がまだ判明していないそうです。探してみたいですね。
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