少し毛色の違うものを撮ってみました。
ベニバナトキワマンサク(たぶん)にいた、アブラムシを捕食しているハナアブ類の幼虫です。
下は、バラにいたアブラムシを捕食しているハナアブ類の幼虫です。皮は捨ててました。
——2011年4月28日追加——
ezo-aphidさんから指摘がありまして、2枚目の植物を調べてきました。すみません、バラじゃないかもしれません。なんだかわかりません。植えられていたというかケヤキの根元から生えてました。下の写真でわかるでしょうか?
少し毛色の違うものを撮ってみました。
ベニバナトキワマンサク(たぶん)にいた、アブラムシを捕食しているハナアブ類の幼虫です。
下は、バラにいたアブラムシを捕食しているハナアブ類の幼虫です。皮は捨ててました。
——2011年4月28日追加——
ezo-aphidさんから指摘がありまして、2枚目の植物を調べてきました。すみません、バラじゃないかもしれません。なんだかわかりません。植えられていたというかケヤキの根元から生えてました。下の写真でわかるでしょうか?
え、トキワマンサク類にアブラムシが多発してるんでしょうか? これは有翅虫の4齢幼虫のようなので、(越冬卵から育つ)幹母は4月上旬ころに成虫だったのかなぁ。あまり多くない種類ですが、近年、トキワマンサクが流行ってきて増えたみたいです。
下の緑っぽいハナアブ幼虫は、拡大すると先半部に3個の褐色点が見えますが、アブラムシのそば左下で突出してる1個(もう1個はアブラムシの陰に?)は前気門と思います。緑の背中線の先端両脇に1対あるのが、問題のnon-functional spiracle(非機能的気門、アーチャ-ンさんの「マガイヒラアブの幼虫」を参照)でしょう。たぶん、双翅目の進化の途中では、気門としての機能があったものなんでしょうね。今は必要なくなった、昔の名残なんだろうと、勝手に解釈しています。
ezo-aphidさん、こんばんは。
トキワマンサクの方は、時期的に早すぎるっていうことでしょうか? なんでしたらもう少し調べてきますが?
アーチャーンさんの記事というのは、これですね。こってまますねぇ。それでバラにいた方のバナナ状の形をした部分が非機能的気門ですね。退化した名残ですか。盲腸みたいなもんですね。
hepotaさん、お気遣いありがとうございます。昨年の5月下旬、トキワマンサクのアブラムシを得ようと出かけたのですが、見つからなかった理由が判りました。5月早々までに全てが有翅虫となってクワクサに移住しちゃったようです。
3枚組の画像のうち、2枚目のバナナ状と褐点が「盲腸」と思います。1枚目のアブラムシの眼のそばにある褐色の突出が、ハエ類幼虫の全てが持っている前気門だろうと。
ところで、このアブラムシ幼虫(3齢?)はバラのアブラムシとしては奇妙ですね。成虫を写す機会がありましたら拝見したく・・・。
ezo-aphidさん、こんにちは。
バラは合ってると思いますが、もう一度確認してきます。大きな木の下に植えられていたので、上から落ちてきた可能性も考えられます。近いうちに調べてきます。
あ、それで納得です。ハナアブ幼虫はアブラムシが薄いところもうろつくようですし。
ezo-aphidさん、ごめんなさい。バラじゃないかもしれません。写真を追加しておきましたが、これでわかるでしょうか?
お手数をおかけしました。葉柄に腺毛が見えないのですが、全体はノイバラのように見えます。
アブラムシの方は正解と思います。ケヤキブチアブラともいうようで、4齢幼虫は簡単に落下して他植物で羽化することがあるようです。ダイズでの多発例が報告されたり、田悟さんの「アブラムシミニ図鑑」で「クズ上のアルファルファアブラムシ」などと紹介されるように、寄主ではないはずの低植物にもよく見つかります。コロニーを作らず若齢幼虫もいないので、寄生状態に違和感がありますね。
ezo-aphidさん、ご指摘ありがとうございました。おかげさまでケヤキヒゲマダラアブラムシは覚えました。この時期薄い緑色のアブラムシがいろんな木にいて、同定は難しいだろうと思ってスルーしていたのですが、拡大すると細かい模様があるんですね。たまに撮ってみようと思います。
アブラムシミニ図鑑は確かに変ですねぇ。全農協の日本原色アブラムシ図鑑とはずいぶん違います。良く利用させてもらっていたのですが、やはりネット上の情報は注意しないといけませんね。
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