長坂蛾庭

アブラムシに産卵しようとしていたアブラバチ科の一種

昨日、多磨霊園で撮影しました。

ナズナを見ていたら、お腹を曲げたハチがいました。この後お尻をさらに突き出すような動作をしたのですが、一瞬だったので撮影できませんでした。獲物は茎の裏に隠れて見えませんがアブラムシのようです。アブラバチの一種でしょうか?

背面からです。大きさは、翅頂までで2.4mmです。

狙われていたアブラムシです。

—2011年5月3日追加—
ezo-aphidさんからご教示いただき、ハチの方はアブラバチ科、アブラムシの方はムギクビレアブラムシであろうとのことです。あと環境写真を追加しておきます。


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コメント

“アブラムシに産卵しようとしていたアブラバチ科の一種” への2件のフィードバック

  1. ezo-aphidのアバター
    ezo-aphid

    こんばんわ。カテゴリー項目ではお手数をおかけしました。
     アブラバチ科は、コマユバチ科の1亜科として扱われることがありますので、その違いを。下記の検索表の図で翅脈をご覧ください。10頁上段の前翅2枚、11頁中段の前翅3枚、12頁中段の前翅1枚はAphidiinaeアブラバチ亜科のものと思います(翅脈の省略パターンは他にもあるようですが)。
    http://www.repository.naturalis.nl/document/150389
    画像のハチの翅脈は読みにくいのですが、おおむね似てること、産卵姿勢を取ったことから、まずアタリでしょう。
     ちなみに、このアブラムシはムギクビレアブラムシの中齢?幼虫のようです(近くのイネ科から来た?)。ナズナは奇妙な植物で、本来の寄主ではないはずの多くのアブラムシが育ちます(マメヒゲナガ、マメアブラムシとかムギクビレなど)。

  2. Hepotaのアバター

    ezo-aphidさん、こんばんは。翅脈はよく見えませんね。ちょっと私には難しそうです。いちおうタイトルは変更しておきました。アブラムシは単独でいたので別の植物から来た可能性が高そうですね。イネ科植物はたくさん有りました。環境写真を撮ってあったので追加しておきます。

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