長坂蛾庭

ユキヤナギアブラムシとワタアブラムシに産卵していたアブラバチ科の一種(ミカンノアブラバチ?)

今日、府中の森公園を少しだけ見て回りました。ボケにアブラムシが沢山いたので、アブラバチがいないか探したら、すぐに見つかりました。小さくて気づかないだけで、どこにでもいる生き物なのかもしれません。よく調べてませんが、とりあえずアップしておきます。ハチの体長は約2mmです。
アブラムシはユキヤナギアブラムシかな?
師匠の記事から、2m-cu横脈ななさそうだし、このようにお腹を曲げているということは、腹部の癒着もないであろうから、アブラバチ科にちがいあるまい。…きっと。

ezo-aphidさんから教わり、黄緑色のがユキヤナギアブラムシ、濃緑色なのがワタアブラムシとのことです。

別の種類と思われるアブラムシにも産卵していました。ezo-aphidさんから教わり、1枚目の斑なやつはワタアブラムシの有翅型とのことです。

こんな、小さな子供まで(><)。何回も…

いちおう、ボケと見ましたが…。

—2011年5月6日—
ezo-aphidさんから教えていただき、アブラムシの種類が判明したので、本文を修正しておきました。それから、アブラバチの文献を紹介していただき、ホストからミカンノアブラバチ Lysiphlebus japonicus かもしれないと思ったので、タイトルを修正しておきました。


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コメント

“ユキヤナギアブラムシとワタアブラムシに産卵していたアブラバチ科の一種(ミカンノアブラバチ?)” への2件のフィードバック

  1. ezo-aphidのアバター
    ezo-aphid

    日本のアブラバチ科の属については、次の論文のおしまいの方にある、翅脈図が参考になるかと思います。
     Takada(1968) Aphidiidae of Japan :ciniiのサイトで表題を打ち込むとPDFが出てきます。
    アブラムシは、きれいな緑黄色がユキヤナギ(産子中もいますね)、粉吹き(有翅幼虫)と濃緑がワタ、だと思います。アブラムシは若齢のうちに産みつけられると、成虫前にマミーになります。中齢幼虫だと、生育していくらかは産子できるので、アブラバチ幼虫は卵巣を最後に食べているようです。

  2. Hepotaのアバター

    ezo-aphidさん、ご教示ありがとうございます。
    ご紹介の文献を絵だけ見てみましたが、写真から同定するのは無理そうですね。両方のアブラムシに共通して付くのは、ミカンノアブラバチ Lysiphlebus japonicus だけのようなので、とりあえずこの名前を出しておこうかと思います。

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