長坂蛾庭

?エノキカイガラキジラミ Celtisaspis ?japonica (Miyatake, 1968)

泉ビオトープです。

エゾエノキ(観察会で詳しい人がエゾエノキかもしれないと言ってました)に、クモの卵のうっぽいものがありました。持ち帰って少し時間がたったのでしおれてますが…

クモの卵のうだと思いましたが、念のため開けてみると…

■?エノキカイガラキジラミ幼虫 Celtisaspis ?japonica (Miyatake, 1968)

キジラミでした…
またも裏目。

『山陰地方の…』で調べると、エノキカイガラキジラミのようです。
春に出る個体は葉表にとんがりぼうし状の虫コブと葉裏に繭のような蓋を作るらしいのですが、秋に出る個体は蓋しか作らないそうです。

虫央堂Ⅱによると、府県初記録の場合は豪華賞品がもらえるそうなので、とりあえずコメントを入れてみましょう。

それにしても、キジラミがこんな繭のようなものを作るとは、驚きです。

投稿した後、調べていたら、近縁の別種がいることがわかりましたので、名前は?付きにしておきました。詳しいことは調査中です。
日本産エノキカイガラキジラミ属について

近縁種のクロオビカイガラキジラミは、年一化で夏から春までは卵で過ごすらしいので、エノキカイガラキジラミの可能性が高そうです。成虫や春の虫コブを見るとはっきりすると思います。


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