長坂蛾庭

2020年9月1日

Laowa 50mm F2.8

カテゴリー: 2.道具, カメラ — Hepota2 @ 19:04

Laowa 50mm F2.8 というマクロレンズを購入しました。中国のVenus Opticsというメーカが製造しているマイクロフォーサーズ用のレンズで、無限遠から2倍(4倍相当)まで撮影できます。

記事にするつもりはなかったのですが、ちょっとオリジナル画像を貼りたいので…

最大倍率 2x 、 絞り開放(F2.8)、 ハイレゾモード、ピントが合わないので21枚ほどスタックしてありますがムダすぎたかも。

クリックすると高解像度画面がれますが、サイズが大きいのでご注意ください。
7296×5472ピクセル、 6.2MBあります。

2012年2月20日

ビデオ撮影用システム

カテゴリー: 2.道具, カメラ — Hepota2 @ 22:57

ー2012年8月8日ー
クローズアップレンズでも被写界深度を上げる方法がありました。詳しくはRaynoxのクローズアップレンズを使った高倍率マクロ撮影をご覧ください。

ご無沙汰です。
ビデオ撮影用機材を作っておりました。

ビデオ用システムはコンデジにMSN-202をつければ良いのだろうと思っていたのですが、被写界深度が浅い、画角が狭い、変倍率が小さい等の問題があって、今ひとつ使いにくそうです。

ビデオ用としては解像度が低くて良いので、なんとかならんのか?
ということでWinLensというフリーのレンズ設計ソフトを使っていろいろやってみました。レンズ設計は、まったくのシロウトでよくわからなかったのですが、暗いレンズなので、適当に並べて、そこそこ実用になるものができました。
設計中の図です。スポットダイアグラム以外はよくわかりません。像面湾曲がひどいですね。

イメージサイズが5.6mmで、無限遠から等倍(8倍相当)まで使えて解像度が400-500本程度のレンズです。画角が狭くて30度くらいです。絞りは前にあって、隠しカメラでいうピンホールレンズの構造をしています。
この像をMSN-202とコンデジで見ようと言うわけです。なんだか虫の目レンズ的ですが、画角は狭いです。
コンデジ側の絞りの関係で、同じものを作ってもケラレるかもしれませんので、良く理解せずにマネをしないように

画角は、もう少し広くしたいですが、しばらくこれでテストしてみます。

出来上がりは、こんなのです。

レンズはエドモンドオプティクスから購入しました。アクロマートレンズ2枚で1万円ほどかかりました。
MSN-202は前後に動くようになっていて、これでピントを変える事ができます。照明は1W LEDです。カメラの後ろにあるのは液晶フードです。

工作は、すごく大変でした。

下の4枚は、今日、近所で撮影したビデオから切り出しました。
クリックすると横960ピクセルの画像が見れます。

畑と八ヶ岳です。ライムギとホウレンソウはなんとか生きているようです。

オオイヌノフグリです。こいつとホトケノザは、真冬でも咲いてます。

ハナアブの仲間です。

チャタテムシの卵とシャクトリムシっぽい幼虫です。

ビデオです。

2011年12月11日

カメラ壊れました

カテゴリー: 2.道具, カメラ — Hepota2 @ 21:17

連写しまくっていたら、E-410が壊れました。黒い幕が落ちてます。安く直してくれるといいんですが…

さて、何しよ…

2011年4月6日

フォーサーズ用オートリバースアダプタ(4)

カテゴリー: 2.道具, カメラ — Hepota2 @ 18:44

ズームレンズホルダの改良(?)は、なんとかなりました。前側のユニットが小さくなり、フードも薄くし、ストロボもヘッドを分離して小さくなったので、若干使いやすくなったような気がします。

ディフューザは、これから調整します。この状態だとリングフラッシュのように無影撮影に近くなってしまうので、もう一本焚きたいですが…。

ストロボは出力を細かく変更できるように改造してあります。ピント合わせ用LEDの電源も内蔵してあります。制作記事は、そのうちホームページにまとめておきます。気が向いたら…。

また試し撮りしてきたので、別の記事に続けます。

2011年3月31日

フォーサーズ用オートリバースアダプタ(3)

カテゴリー: 2.道具, カメラ — Hepota2 @ 01:19

テレコンを付けた状態でリバースすると、倍率を下げれることを忘れてました。14-54mm ズームをホルダに取り付けた場合、1.4倍-5.5倍(2.8倍相当-11倍相当)程度にできそうです。ただし、1段暗くなります(F4-5)。重さが170g増えますし、長くなります。テレコン高いです。4.5万円ぐらい。

現在のズームホルダーは長さが固定なので、テレコンを付けるとテレ端まで伸ばせません。そこでズームリングとピントリングの間の部分で保持するようにしてみようかと思います。そうするとテレコンも付けられますし、さらにアダプタのアクリルで作った部分が不要になるので前も小さくできそうです。接着した部分があるので直せるかどうかわかりませんが…。

なかなか終わらない…。

2011年3月19日

フォーサーズ用オートリバースアダプタ(2)

カテゴリー: 2.道具, カメラ — Hepota2 @ 19:39

ズームレンズホルダーを作りました。

ズームレンズのリバースはズームリングを回すだけで倍率の変更ができ、Exif情報から撮影倍率がわかるので都合が良いのですが、レンズの先端を押しただけでも動いて倍率が変わってしまうため、固定する工夫をしないと使いにくいです。そこで全体をパイプの中に入れて、マウント側で保持するようにしてみました。他のメリットとしては…

  • 倍率によらず長さが固定
  • パイプにいろいろくっつけられる
  • 摺動部分が表に出ないのでレンズ内にゴミが入る可能性が低くなる
  • 摺動部分に無理な力がかからない
  • 最大倍率が若干上がる

デメリットとしては重く、直径が太くなってしまいます。

すげーものができそうだったので、レンズも新調してみました。ZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 Ⅱです。6万円ほどでした。テレ端無限遠で撮影倍率は約2.4でしたが、このレンズはフローティング機構を採用しているとかで、近接補正が行われているようです。そのためピントを最短距離に合わせた方が解像度が上がりそうです。やってみると倍率が3.6倍になりました…。インナーフォーカスなので、画角を変えて合わせているようです…orz。見なかったことにしましょう。人間細かいことを気にしてはいけません。

ホルダーに収めた場合の倍率は、約2.5-8倍です。フォーサーズ機では5-16倍相当になります。

試し撮りしてきたのですが、別の記事に続けます。

2011年3月11日

フォーサーズ用オートリバースアダプタの作成(1)

カテゴリー: 2.道具, カメラ — Hepota2 @ 17:31

まだ途中ですが、状況を報告しておきます。今回は、レンズ側ユニットについて書きます。

フォーサーズ機は完全電子制御なので、エクステンションチューブ(EX-25)を2つに分けて電線でつなぐとオートリバースアダプタができます。ただし、そのままだとレンズ側のユニットが分厚くなり、ワーキングディスタンスが短くなってしまいます。そこで、金属ブロックの不要な部分をカットし、厚さを13mm程度にすることができましたので、簡単に報告しておこうと思います。

実際にやる場合は、配線を間違えたりするとレンズのみならずカメラまで壊れる可能性がありますので、ご注意ください。

EX-25の以下の部品を使用します。※向きとか表裏はバラバラになってます。電線は前回作成したときにハンダ付けしたものです。

金属製(たぶんアルミ)のブロックを図の位置でカットします。左側がレンズに装着する方です。接点の部品のを取り付けるネジが切ってあるところ(2)までが必要で、右7mmほどが不要です。カットは金工用の糸鋸(アンチロープ#3)を使いました。1時間ぐらいかかりましたが、それほど難しくはなかったです。最後万力に挟めなくなるので、手でもって切りました。

配線は下から取り出すこともできますが、写真のように回した方が、左側の出口のところで線を固定できるかもしれません。金属ブロックの外径は62mmなので、塩ビパイプ等を貼付けると良いと思います。今回はわけあって、大きな板を貼付けてますが(アクリル製で裏側を白く塗ってます)、アングル的には不利になります。

使用した電線はRS-232C用のもので、9芯のシールド線です。シールドは、カメラ側とレンズ側の金属部分に接続するようにします。輪っかを作りネジ止め使用としましたが、別の部品と干渉することがわかったので、間違って開けた穴に電線を通してねじり半田を流し込み、なんとかつなぎました。

フィルターは、マルミのDHGスーパーレンズプロテクト 30mmを使いました。フィルターで解像度が落ちなければ良いのですが…。

30mmだとプラスチックの部品にピッタリはまるのですが、そのままだとレンズにあたるので、先端をホットナイフで切り取りました。むちゃくちゃ汚くなりましたが、セメダインXで埋めて見えなくしました。フィルター枠を使おうともうひとつ安いフィルターを購入していたのですが、シルバーでした…orz。勢いでフィルターを直接接着してしまいましたが、黒く塗れば良かったです。

厚さは約13mmです。

フードを作りました。不格好になってしまいました。

全体像です。ボディ側はFマウント化しましたが、次回書きます。

完成するまで、まだしばらくかかりそうです。

2011年2月15日

リバースマクロまとめ

カテゴリー: 2.道具, カメラ — Hepota2 @ 17:00

オリンパスフォーサーズ機のレンズ2本リバースと、エルニッコールの解像度に関する評価(諭吉ホログラムテスト)の続きです。

レンズは以下の3本です。
Zuiko Digital ED 14-42mm F3.5-5.6
Zuiko Digital 35mm F3.5 Macro
EL Nikkor 50mm F4

下は約2.5倍で撮影したものをピクセル等倍にトリミングしたものです。縮小表示されているので、画像をクリックして拡大してください。絞りは全てF5.6です。エルニッコールが、若干解像度が悪いように思います。

約4倍です。こちらも全てF5.6です。縮小表示されているので、画像をクリックして拡大してください。やはり、エルニッコールが若干悪いように思います。

フォーサーズ機はCCD面積が小さいので、絶対的な解像度を高くする必要があるので、それが関係しているのかもしれません。ということで、フォーサーズ機のリバースはけっこう良いのかもしれませんね。それから、開放F値が大きいとピント合わせが困難なので、おちゃたてむしさんの考えどおり35mmマクロのリバースが良いのかもしれません。

フォーサーズの今後が心配ですが…。

一枚、オリジナルを貼っておきます。クリックすれば見れますが、重いかもしれません。14-42mmズームのリバースで、倍率4倍、F5.6です。少し斜めに撮影しているので、中央付近しかピントがあってません。ファイルサイズが大きかったのでPhotoshopで圧縮しなおしました。

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