長坂蛾庭

ホソガ科コハモグリガ亜科Phyllocnistis属の一種

小淵沢の城山公園というところに行ってきました。
昨日は雪が降りましたが、気温が高かったのですぐに溶けて、今日も暖かかったです。

マツ林の中にいた3mmほどの小さな蛾です。

ハモグリガにも似たような種類がいますが、コハモグリガのほうだと思います。
みんな蛾のミカンコハモグリのところに書かれていますが、『コハモグリは既知種の数倍以上いることが判っているため難しい』。
ということで、これが何かはわかりそうにありません。

模様は腰のくびれ具合と産卵管のようなものがあるのでハチのように見えますね。誰に見せているんでしょうね。


投稿日

カテゴリー:

, ,

投稿者:

タグ:

コメント

“ホソガ科コハモグリガ亜科Phyllocnistis属の一種” への6件のフィードバック

  1. ezo-aphidのアバター
    ezo-aphid

    面白いことに気づかれましたねー。そういう眼で、ハモグリガやコハモグリガをみると、同じ科でも種類によって擬態の完成度に大差があるなー、と思いました。中には、ハチの腹部がそり上がっていたり(tukikuiさん、2012.03.02)。
    たぶん、ですが、小鳥がついばむときに、狙いを外す効果があればいいのだろうと思います。この「複眼」部に損傷のある個体が見つかると証明になりそうですけど。

  2. Hepotaのアバター

    ezo-aphidさん、おはようございます。
    チョウ等で良く言われる疑似頭部効果(?)とは別に、ハチ擬態効果があるのではと思ってます。
    ハチを食べない種、恐れている種からは襲われなくなるという。
    小さいので敵は小鳥ではなくてハエトリグモ等かなーと思っているのですが、どうでしょうね。
    実験してみるのが一番確かなのでしょうが大変そうですね。

  3. ezo-aphidのアバター
    ezo-aphid

    な~るほど、捕食者の目線の高さといい、ハエトリグモの立派な眼といい、つじつまが合いますね。クモの眼ってどの程度に見えてるんでしょうね。擬態の完成度が低いハモグリガ類の近辺には、ハエトリグモ類はいない?・・・・・・のかな。クモに襲われた時の寄生蜂はどのような反応をするのか、とか。

  4. Hepotaのアバター

    府中のマンションに出没していたハエトリグモは止まっているコバエやゴミに飛びかかったりしていたので、止まっているものに対してもある程度認識しているように思いました。まぁ、黒い灰皿に写った自分に向かって延々飛びかかっていたり、マウスカーソルを動かしたらそれを追いかけたりと、動くものには異常に反応してましたが。オスどうしは遠く(1m以上)からでも良く見えているようでした。良く両腕を広げて左右に動いて威嚇行動をとっていました。だいたい小さい方が逃げ出すんですけど、自分の方が小さいのがどうしてわかるのか不思議です。
    農業技術的に興味はあるので、いろいろと実験してみたいとは思っていますが…

  5. itotonbosanのアバター

    はじめまして,こんにちは。
    小さい蛾の写真を撮っていて何故このような模様があるのか不思議に思っていました。

    考えるヒントを頂き有り難うございます。

  6. Hepota2のアバター
    Hepota2

    itotonbosanさま、はじめまして。
    探蛾知名さんでしょうか?
    このガの仲間は成虫越冬らしいです。そうだとすると、このような擬態あってこそ可能なんでしょう。本来の複眼は眼帽で隠していますし。いろいろと興味深いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です