長坂蛾庭

サカキコナジラミ? Rusostigma tokyonis? 幼虫

14-54リバースの試し撮りをしてきました。

本日、東京都府中市での撮影です。大きさは1.7mm、植物はよくわかりませんサカキでした。とても虫には見えません。

下は14-54リバース x4.5 F6.3での撮影です。

2011年4月9日追記: 植物はサカキでした。保育社の昆虫図鑑にサカキコナジラミというのが載っていて、文章で見てもさっぱりわかりませんが、とりあえずそれにしておきます。以下抜粋です。

蛹殻は茶褐色で、長さ約1.6mm、幅1.3mm内外。ほぼ円形で、胸部気管孔付近でわずかにくぼむ。背面は多くの小さな多角形のもようでおおわれ、胸部と腹部の境界の脱皮線は周縁に達しない。前縁及び管状孔基部には1対の小棘毛があるが、後縁にはない。管状孔は小さく、ややハート形、蓋板は幅広く短い。同じくサカキの葉表に寄生するサカキコナジラミモドキとは、胸頭部の中央の両側に淡色部が無いことで区別できる。

2011年4月17日修正:
蛹殻→幼虫としました。

—2011年5月17日—
ezo-aphidさんから、サカキコナジラミモドキとの区別が難しそうだとのコメントをいただきましたので、タイトルを?付きにしておきました。


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コメント

“サカキコナジラミ? Rusostigma tokyonis? 幼虫” への9件のフィードバック

  1. Hepotaのアバター

    タイトルと記事を修正しました。

  2. i moriiのアバター
    i morii

    これはすばらしい写真です。これで私の栽培している榊を加害している害虫が
    さかきこなじらみだとわかりました。5月16日現在、多数の成虫が飛来し、
    盛ん卵を産んでいます。この後卵からかえった幼虫が葉の上を歩いて移動し、
    定着して写真のような形になります。
    形はユーフォーみたいでかわいいのですが、ヤニを出し、それがススになり、
    ひどい被害となります。
    こういう地味な写真を撮り、投稿していただき感激しました。

  3. Hepotaのアバター

    i moriiさま、コメントありがとうございます。お役に立てて、なによりです。虫の観察をしていると、害虫という用語の意味がだんだんわからなくなります。例えば、アブラムシは一般的に害虫と考えられているようですが、アブラムシを排除してしまうと、多数の捕食性昆虫が育たなくなり、結果としてもっと強力な草食性昆虫がはびこることになると思います。いろいろな生き物が適度にバランス良く存在しているのが自然な状態だと私は考えるようになりました。つまり、ひどく汚いように見えてもそれが自然な状態であるか、もしくは人が異常な状態を作り出したかのどちらかだと思っています。サカキコナジラミではありませんが、こんな小さなコナジラミの幼虫に寄生する蜂の記事もありますので、良ければご覧ください。
    http://blog.tamagaro.net/?p=1435
    http://blog.tamagaro.net/?p=1460

  4. ezo-aphidのアバター
    ezo-aphid

    宮武(1980)による、サカキコナジラミモドキ R. trystylii (Takahashi,1935)の説明です。
    「蛹殻:1.77mm長、1.55mm幅、ほぼ円形で扁平、淡黄褐色。サカキ?に寄生。台湾・日本に分布。サカキコナジラミに似ているが、頭胸背上の中央部の両側に淡色部があること、中央部が網目状になっていないこと、管状孔の後縁中央部に突起がないこと、などで区別できる。」

    同定がとても難しいです。報文の図や、皇居の写真に示されるサカキコナジラミには、ミカンコナジラミのように明瞭な胸部気管孔(この写真では下方両側に向かう2本の白帯)が示されていません。サカキコナジラミモドキの図では、明瞭に描かれていますが、これを両者の判別点とはされてきませんでした。
    いったい、どっちなんでしょうねー。

  5. Hepotaのアバター

    ezo-aphidさん、情報ありがとうございます。「胸頭部の中央の両側に淡色部が無い」ようなのでサカキで確定した気がしますが、念のため?付きにしておきますね。うーん、両方見つけるしかないかな…。気になったのは保育社の図鑑には両種とも葉表に付くと書かれているのですが、私は葉裏でしか見てません。季節に寄るのかなぁ。

  6. ezo-aphidのアバター
    ezo-aphid

    「両種とも葉表に付くと書かれている」のは、宮武(1980)も同じです。たぶん観察例(=報告者)が少ないのではないかと。ただし、「皇居・・・」の方には激しい例が書かれているのがきになりますね。 i morii さんの、地域と寄生状況を知りたいものです。
    サカキコナジラミモドキの図は、縦横比を除き、R. radiirugosaの写真に酷似します(ネットでRusostigmaの画像を見て下さい)。標本の状態は異なるのですが、これとは違うようですね。

  7. Hepotaのアバター

    ezo-aphidさん、こんにちは。なんだか難しそうですね。継続して観察するとなにかわかるかもしれないので、たまに撮るようにしてみますね。

  8. i moriiのアバター
    i morii

    私の榊の栽培地は三重県多気町です。
    私はずっとカイガラムシの一種だと思っていたのですが、この写真でコナジラミの繭殻だとわかりました。
    しかし私の記憶は不確かなので、私が見たのはこれなのか、もうひとつのサカキコナジラミモドキなのかはわかりません。主に葉表に
    かなり多数着生していました。
    あとひと月ほどしないと繭殻にならないので、それをもう少し良く観察してからコメントしたいと思います。
    このようなマイナーな虫を観察、研究されている方々がおられることに対しては敬意を表します。

  9. Hepotaのアバター

    i moriiさま、情報ありがとうございます。こちら(東京都府中市)でも成虫が発生しているのを確認してきました。成虫の写真を撮ってきましたので、よければご覧ください。
    http://blog.tamagaro.net/?p=1711
    野菜に付くコナジラミは一般的によく研究されているようなのですが、サカキに付くコナジラミはぜんぜん情報がないですね。局地的にしか発生しないのでしょうかねぇ。

    >このようなマイナーな虫を観察…
    人がやっていないことをやりたいと思っていたら、いつのまにかこんなマイナーな世界に…。

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