長坂蛾庭

2019年9月1日

ヤマハンノキのアブラムシ

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 19:00

野辺山で見つけました。

ヤマハンノキにいたアブラムシです。

ツイッターに投稿したところだいすけさんから、「Pterocallis (Recticallis) nigrostriata (Shinji)の可能性がある」とのコメントを頂きました。

サンプルを見ていただけそうなので、近いうちに採りに行ってきます。

こちらは同じ葉っぱにいたので幼虫かなと思います。

なにかわかったら追記したいと思います。

2019年7月31日

ケヤマウコギのキジラミ

野辺山です。

ケヤマウコギの状況を見に行ったのですが、なんとすでにゴールが割れていました。2化(以上?)だったようです。まだ実はありませんから、葉っぱや枝にゴールができていました。羽化確認したわけではありませんが、おそらく同種だと思います。

ゴールをいくつか持ち帰って開いて見ましたら、かなりいろいろなステージの幼虫が見られましたので、何化かを調べるのは難しそうです。1枚目は寄生されてます。

その後、いくつかの場所でケヤマウコギの株を見つけましたが、かなり高い確率で寄生されていました。こんな感じで若い枝に大量に寄生されてることが多いです。8月11日撮影。

蕾ができ始めていて寄生蜂がウロウロしてました。

よく調べてみると、キジラミの幼虫がウロウロしてました。寄生蜂は長い産卵管を持つタイプでは無さそうなので、どうやってゴール内のキジラミに産卵するのかと思ってましたが、このタイミングで産卵するのかもしれませんね。

オスの成虫を得たいので、継続して観察する予定です。

2019年6月8日

アブラチャンとクロモジのアブラムシ

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 20:00

アブラムシ入門図鑑のアブラチャンコブアブラムシが別種ではないかという件です。

以前アブラチャンで見つけたアブラチャンコブアブラムシと思しき方は、森津図鑑と一致していましたが、アブラムシ入門図鑑のものとは明らかに違っておりクロモジに付くとされていました。今回、茅ヶ岳周辺でクロモジに付く方を見つけることができましたので、両者の写真を並べてみたいと思います。

アブラチャンにつく方
5〜6月に撮影。角状管全体が黒い。


■おそらく アブラチャンコブアブラムシ Aulacorthum muradachi (Shinji, 1941) 森津図鑑に載っている方。

10月に撮影

クロモジに付く方
6月に撮影。角状管の先端だけが黒い。

■ クロモジのアブラチャンコブアブラムシ。おそらく未記録種。アブラムシ入門図鑑に載っている方。

以前拙ブログ2013年10月27日でezo-aphidさんからコメントをいただき、アブラチャンに付くほうが真のアブラチャンコブアブラムシ L. muradachiで、クロモジに付く方はよくわからんという意見をいただきました。同様の意見をツイッターでもだいすけさんから いただきました。

現在、だいすけさんが研究中らしいので、いつか判明することを期待したいと思います。

なお、日本昆虫目録では和名が変更されていますので、ご注意ください。研究が不十分な状態で和名をコロコロ変えるのはますます混乱すると思うのですが…
アブラチャンコブアブラムシ → ムラダチヒゲナガアブラムシ
アオキコブアブラムシ → アオキヒゲナガアブラムシ

参考:
[1] Miyazaki, M. (1971) A REVISION OF THE TRIBE MACROSIPHINI OF JAPAN (HOMOPTERA : APHIDIDAE, APHIDINAE). INSECTA MATSUMURANA, 34, 1-247. PDF(HUSCAP)
[2] 松本嘉幸 (2008) 「アブラムシ入門図鑑」 全国農村教育協会
[3] 森津孫四郎 (1983) 「日本原色アブラムシ図鑑」 全国農村教育協会
[4] 宮崎昌久他 (2016) 日本昆虫目録 第4巻 準新翅類

オモゴキジラミ

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, キジラミ, — Hepota2 @ 19:00

茅ヶ岳周辺です。

サクラ類にウワミズザクラキジラミの幼虫っぽいのを見つけました。
しかしウワミズザクラでは無いようです。

新成虫です。

ツイッターに投稿したところ、宮武先生からイヌザクラにつくオモゴキジラミではないかとの意見をいただきました。

ホストの確認と成熟した成虫を得るため、3日後の6月11日にもう一度行ってきました。

確かにホストはイヌザクラで良さそうです。

幼虫はほとんど羽化しており、沢山の成虫が見れました。♀の成虫です。かなり大きいです。

■ オモゴキジラミ Psylla omogoensis Miyatake, 1963 ♀

♂の成虫です。

ホストも合っているのでオモゴキジラミとしておきます。

元記載には♂しか載っておらず、ホスト不明になってます。Inoue2010で明らかになったと思うのですが、オープンアクセスでないため見れてません。

参考:
[1] Psyl’list

[2] Miyatake Y. 1963 – A revision of the subfamily Psyllinae from Japan. I (Hemiptera : Psyllidae). Journal of the Faculty of Agriculture, Kyushu University 12(4): 323-357. (PDF)

2019年6月3日

ヒラタカメムシの一種

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 19:00

部屋の中にとても平たいカメムシがいました。

何かわかるようでしたら教えて下さい。

2019年5月31日

クロリンゴキジラミ

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, キジラミ, — Hepota2 @ 19:00

清里です。

ズミの葉表でキジラミの幼虫を見つけました。

中央の白い筋が葉脈に沿うようにつき、かなり明細になってます。何匹か付いているのがわかるでしょうか?

ズミにはクロリンゴキジラミとシロスジキジラミがつくようです。
6月6日、成虫が出てました。

■ クロリンゴキジラミ Cacopsylla malivorella (Matsumura, 1915)

クロリンゴキジラミの方でした。

調べていると韓国でクロリンゴキジラミの近似種が記載されているようなので、注意したほうが良いのかもしれません。
On the taxonomy of Korean jumping plant-lice (Hemiptera: Psylloidea)

2019年5月22日

シロスジキジラミ

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, キジラミ, — Hepota2 @ 19:00

清里です。

赤っぽい縁取りのある葉っぱにキジラミの幼虫を見つけました。

6月3日、5月31日に採集してきた幼虫が羽化しました。シロスジキジラミのようです。かなり特徴的なので大丈夫でしょう…

■ シロスジキジラミ Cacopsylla albovenosa (Kuwayama, 1908)

ホストの方は7月29日に行って確認してきました。赤っぽい縁取りは無くなってました。カマツカです。果柄にイボ状の皮目が多いことが特徴的なようです。

2019年5月20日

ホオジロキジラミ?

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, キジラミ, — Hepota2 @ 20:00

ヤブデマリでキジラミを見つけました。

こちらは5月31日に清里で同じようなキジラミを見つけました。ヤブデマリの花のごちゃごちゃしたところにキジラミの幼虫や新成虫がいます。おそらく同種ではないかとおもうのですが。

ヤブデマリにはホオジロキジラミが付くようなのですが、羽化直後は緑色で、成熟すると赤っぽくなるようです。

成熟すると配色がかなり特徴的なので色で判別できそうなのですが、今年は見れませんでした。

来年注意してみたいと思います。

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