長坂蛾庭

イヌツゲクビレコナジラミ Aleuroclava(=Aleurotuberculatus) hikosanensis 幼虫

さてこれはなんでしょう?樹木がよくわかりませんがたぶんモチノキの類の葉っぱの裏についてました。透明な飴状のもので覆われていて、お茶をしみ込ませたティッシュで拭いてみましたが取れませんでした。

2011年4月6日、東京都府中市、0.95mm
E-410 + 14-54リバース, 8倍(16倍相当), F5.6

2011年4月8日追加:
飴状のものが付いてないものがいました。アオキコナジラミでしょうか?師匠のとは少し形が違うような…。ヒサカキにいたのとも少し違うような…。

2011年4月9日追加:
イヌツゲクビレコナジラミ(ヒコサンコナジラミ)について書かれた論文が見つかりました。文章はよくわかりませんが、そっくりな絵が載っていたので、これにしておきます。
NOTES ON THE ALEYRODIDAE OF JAPAN (HOMOPTERA) VI
大きさは0.9×0.69mm、色は黒、ですがホストがCinnamomum sp.(クスノキ?)になってます。イヌツゲという名前ついていることから、後で判明したのでしょう…。イヌツゲだとモチノキ科ですね。

2011年4月10日追加:
学名が変わっていたようなので修正しました。Aleurotuberculatus属からAleuroclava属に移動されたようです。
THE WHITEFLIES (HEMIPTERA: ALEYRODIDAE) OF THE WORLD
下のサイトにいろいろ情報が載っていました。
Whitefly Pupa of the World
Genus: Aleuroclava Singh
この中にホストとして、クスノキ以外にイヌツゲ、ソヨゴ、ツゲ、トベラ、ヒサカキが載ってました。

2011年4月17日修正:
蛹殻→幼虫にしておきました。


投稿日

カテゴリー:

, , ,

投稿者:

タグ:

コメント

“イヌツゲクビレコナジラミ Aleuroclava(=Aleurotuberculatus) hikosanensis 幼虫” への1件のコメント

  1. Hepotaのアバター

    タイトルと本文修正しました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です