長坂蛾庭

ヒサカキワタフキコナジラミ Pealius(=Odontaleyrodes) euryae 幼虫

これもヒサカキにいたコナジラミです。アーチャーンさんのブログに出ていたものとそっくりです。大きさは一番大きいものが0.8×0.53mmです。

下の成虫は、この種かどうかはっきりしませんが、近くにいたので。

投稿した後調べていたら、皇居,赤坂御用地と常盤松御用邸のコナジラミ科昆虫に(PDF版はモノクロですが)、そっくりな写真が出てました。ホストも合ってますし、こんなやつ他にいないと思うので、確定してみました。

——2011年4月26日変更——
WHITEFLY PUPA OF THE WORLDによると学名が変わっているようなのでタイトルを変更しました。

——2011年4月26日変更その2——
都立多摩図書館に、上の文献を見に行ってきました。細かい部分はわかりませんが、色的には合ってました。それから確認されている食草は、WHITEFLY PUPA OF THE WORLDによると、ヒサカキだけのようです。


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コメント

“ヒサカキワタフキコナジラミ Pealius(=Odontaleyrodes) euryae 幼虫” への2件のフィードバック

  1. ezo-aphidのアバター
    ezo-aphid

    こんばんわ。ご紹介の「皇居・・・・」にも書いてある通り、普通の記載報告から同定するには、生体のワックスはどちらかというとじゃまものですね。属の中でも、ワックスの出方に種間差があるようですし。
    しかし、生体を判別する上で、「体色、サイズ、寄主植物、ワックスの状態」の組合わせに、分布を加えるとかなり絞り込みができそうです。関東では、皇居で見つかったコナジラミの生体写真と東京のリストから種類を絞り込むのが、確実そうですね。今回のヒサカキの3種の同定は、このやり方ではあってるように思います。 同属のアケビコナジラミも、同色同サイズで長い綿糸状のワックスを出すようです(寄主はアケビ類と違ってるのですが、ヒサカキワタフキと違う点は判りません)。

  2. Hepotaのアバター

    ezo-aphidさん、こんばんは。うげっ、似たようなのがいるのですか。アケビを見つけると何かわかるでしょうかねぇ。落葉性の植物に付く場合、幼虫の出現はもう少し先でしょうから、しばらくしたら探しにいってみようかと思います。Hikawaって奥多摩の氷川かな。

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