長坂蛾庭

2020年5月15日

コオノオオワタムシ Prociphilus (Stagona) konoi Hori, 1938

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 22:00

5月5日、ミヤマウグイスカグラで葉にゴールを作っているアブラムシを見つけました。

ホストとゴールからコオノオオワタムシの可能性がありそうです。ゴールの名前はウグイスカグラハマキフシ。

ツイッターに投稿したところ、だいすけさんからコメントをいただき、コオノオオワタムシの可能性が高そうとのことでした。幹母と有翅虫が得られると正確に同定できそうとのことでしたので、継続して探すことにします。

5月8日に再び訪れて、巻かれた葉の内側で一匹だけ雰囲気の違うのがいました。おそらく幹母でしょう。有翅虫はまだ出現していないようでした。

5月15日、有翅虫が出現していました。

だいすけさんにサンプルを送る予定なので、正確な同定結果が得られたら、追記したいと思います。

2020年11月17日追記:
だいすけさんに同定していただきました。コオノオオワタムシで間違いなさそうです。以下標本写真です。だいすけさんに転載許可をいただきました。触角のスジみたいなのが重要らしいです。

和名については、コウノオオワタムシとされている場合もあり、日本昆虫目録ではそうなってます。

原記載がネットで見れましたのでリンクしておきます。第2寄主は Picea glehnii エゾアカマツ (Picea Glehniとなっているがおそらくタイポ) の根だそうです。こちらにはエゾアカマツは分布していないようで、別の樹木だと思われます。周辺の樹木を調べてみますかね。

【参考文献、サイト】

Hori, M (1938). A Revision of the Species of the Tribe Pemphigini occurring in Hokkaido and Saghalien (Studies on Aphididae of the Northern Part of Japan, 1).
北海道病害虫防除所 ハスカップのコオノオオワタムシ(新寄主)

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