長坂蛾庭

ヤナギトガリキジラミ属の一種の幼虫

先日、はむしさんから『山陰地方のキジラミ図鑑』をいただきました。
ありがとうございます。
非売品のようです。

いっしょに短報(?)が送られてきまして、今朝ページをめくると、最近撮影したキジラミの幼虫が載ってました。
うーむ、ラッキーなのか?
植物の方もわからなかったのですが、調べる手間が省けました。
キジラミの方は、まだ未検討のようです。

で、その幼虫です。オオムラサキ自然公園でみました。

■ヤナギトガリキジラミ属の一種の幼虫 Bactericera sp.

茶色くなって死んでいるかと思ったのですが、羽化前には黒くなるそうなので、生きているのかもしれません。晩秋に羽化するらしいです。
寄生蜂が出た個体もありましたので、寄生蜂につかれている可能性もありそうです。

ついてた葉っぱです。

ヤマウコギのようです。

島根県と山梨県で見つかったということは全国的に分布しているのか、あるいは植栽された樹木でこの場所にしかいないのか、気になりますね。

ヤマウコギが自生しているのかどうかは、今度の自然観察会で聞いてみようと思います。自生しているヤマウコギで、このキジラミが見つかれば、元々いた可能性が高くなりそうです。


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コメント

“ヤナギトガリキジラミ属の一種の幼虫” への2件のフィードバック

  1. はむしのアバター
    はむし

    山梨にもいましたか!終齢幼虫は真っ黒になるとコナジラミそっくりになります.

  2. Hepotaのアバター

    はむしさん、こんにちは。
    今日、別の場所でも見つけたので、普通に生息していそうです。
    寄主名とキジラで検索してくる人がいると思うので、この記事はけっこう貴重かもしれませんよ。いろいろと情報が集まると良いですね。

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