長坂蛾庭

2018年5月19日

クロウメモドキトガリキジラミ Trichochermes grandis Loginova, 1965

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, キジラミ, — Hepota2 @ 01:23

4月の終わりに、クロウメモドキのゴール内にキジラミの幼虫を見つけました。
以降継続して観察して成虫が出たので以下にまとめます。

4月28日、不明な樹木を発見しました。調べてみるとクロウメモドキのようです。

葉の縁を折りたたんだようなゴールがあります。

中を覗いていみるとキジラミの幼虫がいました。

5月4日: あんまり変わってませんでした。黄色っぽい方です。緑色のは別種です。

5月10日: 外を歩いていた幼虫です。スジボソヤマキチョウの幼虫がかなりないきおいで葉を食べていたので、追い出されたのかもしれません。

5月17日: 成虫が出てましたので成虫とゴールのついた枝を持ち帰って中を調べていたところ、中にいた幼虫が歩き出し、その後少し眼を離したすきに羽化を開始してました。

5月18日: これは採ってきた成虫の方で1日以上経過した状態です。

■ クロウメモドキトガリキジラミ Trichochermes grandis Loginova, 1965

日本から記録されているクロウメモドキにつくトガリキジラミは、クロウメモドキトガリキジラミだけで特徴もあうので、その可能性が高いと思います。ただ、かなり珍しい種のようであまり調べられていない気がします。厳密には詳しく調べたほうが良いのでしょうね。
とりあえず。

Miyatake1971には斑紋にかなり変異があるように書かれているのでご注意ください。今のところ(3個体)全面が茶色いパターンのみ発生してます。

― 参考文献 ―
Miyatake Y. 1971 – Notes on Psyllidae from Sado Island, Niigata Prefecture (Hemiptera : Homoptera).
. Bulletin of the Osaka Museum of Natural History 24: 5-14. PDF

Psyl’list

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