長坂蛾庭

2021年5月12日

オオホシチビカスミカメ

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, カメムシ目 その他, — Hepota2 @ 20:00

アキグミで見つけたカメムシです。
5月2日幼虫を見つけました。その後5月12日に成虫が出ているのを見つけました。
オオホシチビカスミカメで良さそうです。
幼虫は体中にあるごまつぶのような黒い点から毛が生えているのですが、それが触角にまであり、ちょっと面白いかと思いました。迷彩になっているのでしょうか?

5月2日に見つけた幼虫。

5月12日に見つけた幼虫と成虫

■ オオホシチビカスミカメ

2021年5月7日

センダンコクロキジラミ Metapsylla uei Miyatake, 1963

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, キジラミ, — Hepota2 @ 20:00

甲府で見つけました。
センダンの葉にいたキジラミです。


■ センダンコクロキジラミ Metapsylla uei Miyatake, 1963

展開中の葉っぱのごちゃごちゃしたところに付いてました。

センダンにはよく似たコクロキジラミもつくのですが、翅形が違うようですし、こちらはセンダンコクロキジラミであってると思います。翅形についてはこちらをごらんください。

新成虫は6月に出て緑色をしているようなので、これは越冬成虫のようです。

センダンは南方系の樹木らしいのですが、甲府では公園にも植えられていますし、甲府の町の近くの林では逸出したものも見られます。

2021年4月26日

カエデキジラミ Cacopsylla japonica (Kuwayama, 1955)

カテゴリー: 1.自然観察, カメムシ目, キジラミ, — Hepota2 @ 20:00

ウリハダカエデにいたキジラミです。
特徴的な斑紋と翅脈からカエデキジラミで良さそうです。


■ カエデキジラミ Cacopsylla japonica (Kuwayama, 1955)

複数の個体がウリハダカエデの葉の基部のところにいました。何か意味があるのでしょうか?

『キジラミ類の絵解き検索』によると、ホストはウリハダカエデとオガラバナということです。

越冬成虫でしょうか?
幼虫をまだ見てないので、観察を続けてみます。

2021年4月14日

ウツギトックリアブラムシの幹母 Rhopalosiphoninus deutzifoliae Shinji, 1924

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 23:18

以前ウツギトックリアブラムシの卵生雌を載せましたが、今回載せるのは幹母です。幹母は卵から孵った第一世代で、普通よりも丸かったり大きかったりすることが多いようです。

下の2枚は3月14日に撮影しました。まだ葉を展開していないウツギにアブラムシが付いていました。ウツギトックリアブラムシかもしれません。2枚目はおそらく卵の抜け殻だと思います。

4月8日に再度訪れてみたところすでに成虫になっており多数の子供たちが生まれていました。ホストと角状管が太くなっていることからウツギトックリアブラムシで間違いなさそうです。

■ウツギトックリアブラムシ Rhopalosiphoninus deutzifoliae Shinji, 1924

発見場所は山梨県北杜市、標高700mぐらいです。ホストはまだ葉が十分展開していないのではっきりしませんが、ここら辺ではマルバウツギは見たことがないですし、たぶんウツギで大丈夫だと思います。

以前ezo-aphidさんからいただいたコメントによれば、2次寄主がまだ判明していないそうです。探してみたいですね。

2021年3月8日

ハンノヒゲナガブチアブラムシ Betacallis alnicolens Matsumura, 1919

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 10:53

去年の7月下旬にヤマハンノキから見つけたアブラムシです。


■ ハンノヒゲナガブチアブラムシ Betacallis alnicolens Matsumura, 1919

だいすけさんから教えていただきました。まだ検鏡されておらず写真から判断されたということですので、参考程度にしてください。

原記載:
Matsumura. 1919. NEW SPECIES AND GENERA OF CALLIPTERINAE (APHIDlDAE) OF JAPAN. Transactions of the Sapporo Natural History Society 7(2):110. PDF

分布:
日本昆虫目録によると、日本(北海道、本州、四国)、サハリン、シベリア、中国、朝鮮半島となっています。やや北方系なのでしょうか。

ホスト:
ハンノキ類(ハンノキ、ヤマハンノキ、ヤハズハンノキ等)のようです。

2020年11月24日

ササッパヒゲマダラアブラムシ Takecallis arundinariae (Essig, 1917)

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 19:00

ササ(詳しくは見なかったので種類は不明)の葉裏で、見つけたアブラムシです。


■ ササッパヒゲマダラアブラムシ Takecallis arundinariae (Essig, 1917)

特徴的な斑紋から森津図鑑でタケクロスジヒゲナガアブラムシとされている種に間違いなさそうです。日本昆虫目録では和名は ササッパヒゲマダラアブラムシ となっていたのでタイトルはこちらに合わせました。

分布は全北区とニュージーランドということで、かなり世界的に分布するようです。

詳しい情報が以下のサイトに載っているので、リンクしておきます。
InfluentialPoints.com

?タケワタフキヒゲマダラアブラムシ

カテゴリー: 1.自然観察, アブラムシ, カメムシ目, — Hepota2 @ 18:00

こちらもササの葉にいたアブラムシです。2枚目は羽化直後なのか分かりにくいですが有翅虫です。

Twitterにアップしたところ、だいすけさんから以下のようなコメントをいただきました。

これはおそらく凄い発見で、タケワタフキヒゲマダラアブラムシPhyllaphoides bambusicola TAKAHASHI, 1921の可能性があります!本種は杉本(2019,Rostria, 63: 25-44)により日本(福岡県)から初めて報告されたばかりで、これ以外の国内産地は知られておりません。

残念ながら採集していなかったのですが、近場で探してみてサンプルを見てもらいたいと思ってます。

uni2さんのサイト淡路島の生き物たちにも似たようなアブラムシが掲載されています。けっこう広く分布しているのかもしれませんね。

2020年11月5日

ホソチャタテ科 Stenopsocus sp.

カテゴリー: 1.自然観察, チャタテムシ目, — Hepota2 @ 19:00

富士山外輪山の竜ケ岳で見つけたチャタテムシです。葉っぱをめくっていて見つけました。

縁紋とRs脈を結ぶ横脈と、後小室とM脈を結ぶ横脈があれるのでホソチャタテ科で良さそうです。

「日本産チャタテムシ目の目録と検索表」のホソチャタテ科の検索表を見てみましたが、縁紋の色のところで行き詰まってしまいました。日本昆虫目録を見ると、縁紋とRs脈が横脈でつながらない2種がホソチャタテ科から除かれ、Stenopsocus 属2種が追加されています。このうち S. lifashengi は S. pygmaeus スカシホソチャタテのシノニムと思われるとコメントされているので、残りは S. immaculatus になるのですが、ネットで検索したところ色がかなり違うようでした。翅脈は似ているのでとりあえず Stenopsocus 属の一種としておきます。

参考:
廊下のむし探検
富田康弘、芳賀和夫、「日本産チャタテムシ目の目録と検索表」、菅平研報12、35 (1991).
National Barkfly Recording Scheme (Britain and Ireland)

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